クラブ通信
週刊KFCトライアスロンクラブ通信
■第12回東京ヒルクライムHINOHARAステージ最新情報(2024/10/03)

参加者の皆さんへ

・9月19日に発送したゼッケンと計測タグはすでに届いていると思います。その計測タグは使い捨てですから、ゴール地点で返却の必要はありません。そのままで下山してください。

・トイレは大会会場(檜原村総合グランド)とゴール地点(檜原都民の森)にあります。

・下山は8時から、先導バイクの指示にしたがって開始してください。ご自身の技量で無理のないスピードで下ってください。会場までの距離が21kmと長いので、途中、疲れたら各自自由に休憩を取ってください。落車には要注意です。

・下山後、会場には軽食をご用意しています。また、参加賞Tシャツと村内で使える商品券をもらって下さい。この券で数馬の湯もご利用できます。

・10時から表彰式を行います。総合1~6位までと年代別1~3位までが対象です。最後にじゃんけん大会も予定しています。

・正午をもって大会会場(檜原村総合グランド)はクローズになります。


■TOKYO八峰マウンテントレイル最新情報(2024/09/27)

今年の開催に関して、長らく検討を重ねて来ましたが、昨日の実行委員会で今年は中止に決まりました。

原因は、財源不足です。コロナパンデミック後、運営経費がすべての面で高騰しており、現行の運営方法では継続しても赤字運営が解消されそうもないという結論に達しました。

来年はコース変更等々も含め、運営全般を大きく見直し、持続可能な大会にチェンジし、再開を予定しています。


■第12回東京ヒルクライムHINOHARAステージ最新情報(2024/09/19)

参加者の皆さんへ

本日、ゼッケン+計測タグと大会案内(タイムスケジュールと連絡事項)を郵便局から発送しました。最近の郵便物は配達に時間を相当に要していますが、来週末には届くと思います。しばらくお待ちください。

今年から計測タグに関して、新しい試みを取り入れました。それは使い捨て計測タグの採用です。数年前から計測会社と検討を重ねていたのですが、なかなか実現しなかったものです。ようやくと言ったところです。

従来の計測タグと比べ、使い捨て計測タグのメリットは、参加者が個人的な事情で出走できなかった場合に計測タグの返却手間が不要なこと、また、ゴール後にフロントホークから計測タグを取り外す手間がなくなり、その際に大切なフロントホークを傷つける心配がなくなったことです。

新採用の計測タグは、スポンジ状のバンドを足首に巻くだけでというシンプルなものです。一般にトライアスロン競技に採用されているものです。これに伴い、従来はゼッケンを忘れて大会会場へ来た参加者に無料で再発行していましたが、今後、再発行には有料(2000円)となります。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2024/09/13)

我々KFCが2017年から取り組んでいるロタコーヒープロジェクトの第12弾のレポートをアップしました。昨年6月からの1年間の動きを記したものです。

詳細は【こちら】をご覧ください。


■第9回赤城の森トレイルラン最新情報(2024/09/08)

一昨日(6日)、来年の第10回記念大会に向けて、新コースの下見に行ってきました。上級者部門コースだけを大きく変えようと思っています。従来の2周回を1周回にして、昭和村の魅力を存分に味わってもらえるコースにしたいと考えています。因みに中級者コースはあまり変更はありません。激坂のない走りやすいコースで、トレラン初心者に最適なコースです。

昭和村には標高1466mの船が鼻山があります。昭和村の最高峰です。暑い夏場の大会ということもあり、この標高の高い山頂をコースに組み込みたいと思い、宮地くん、沢野さん、市川と大西の4人で出かけました。やはり標高約1500mは涼しかったです。大会会場である横浜市少年自然の家「赤城林間学園」の標高が約850mですから約600m登ることになります。

大会会場(赤城林間学園)から船が鼻山頂へは、昭和村が2016年に整備した「赤城山船が鼻登山道」があり、大樽の木がある「樽水コース」と牛石がある「牛石コース」から成ります。それらをコースに組み入れたいと下見してきました。

赤城林間学園を09:15に徒歩で出発し、樽水コースの登り口に09:50に着きました。ここにはクマよけの大きな釣鐘が設置してあります。これを一発叩いて、登山開始です。因みに、この鐘はコース上に8か所もあります。

コースの雰囲気が山梨県小菅村の「多摩川源流トレイルラン」とよく似ています。人があまり通っておらず、足元のふわふわした感じ、途中に水場があったり、「大樽の木」という巨樹があったり等々です。宮地くんも同様に感じたそうです。途中、展望が開けるビューポイントがあります。また、登山口から山頂まで、赤色のペンキで道しるべ印が付けてあり、ロストの心配はありません。

船が鼻山頂近くのコース脇に大鉄塔があり、その足元の「つつじ平」からは、西方が開け浅間山、榛名山、谷川連峰や沼田市街などを望めます。

11:00に船が鼻山頂(標高1466m)に到着しました。そこから大沼方向にある薬師岳(標高1528m)までコースチェックをしようと歩き始めました。しかし、危険な痩せ尾根部分が多くあり、山歩きなら問題なしですが、トレランレースには危険と判断し、途中で断念しました。

船が鼻山頂からの復路は牛石コースで下ります。このコースは四輪駆動なら通れる林道で、一部舗装部分もありますが、気持ちよく下れます。途中、ビューポイントがあります。

牛石コースを下りきると、広大な緑色のレタス畑や白い花のソバ畑に面した開けた場所に着きます。ここは名称が「結婚の森」という昭和村の公園です。「えっ!」と思わず聞き直してしまう名称です。ここには清潔な洋式トイレが男女用に、さらに多目的トイレと3つももあります。5つ星ホテルのトイレに匹敵する清潔さです。また、近くに水道もあり、飲めます。冷たくて美味いです。

これらの下見を元に新コース案を作り、利根沼田森林管理署や昭和村と相談して、年内には、第10回大会に向け、新コースを決めたいと思っています。


■第3回湯の丸ヒルクライム最新情報(2024/08/29)

参加者の皆さんへ

9月1日(日)開催予定の「第3回湯の丸ヒルクライム」は中止致します。

台風10号の接近、それにゴール地点の標高が高い(1800m)ということを鑑み、本日、中止が妥当と判断致しました。今ならホテル等々のキャンセルもできると思います。また、ぎりぎり前日まで待ってみても結果は変わることはないと思います。

中止に付き、参加費の返金も検討したのですが、以下の理由で返金はできなと判断しましたので、ご了承ください。参加費合計約60万円、すでに発生している費用として、計測会社への支払い、ゼッケン送料、表彰式用の備品購入代、参加賞Tシャツ製作費等々で約50万円がかかっています。そして、これから参加者へTシャツを送る費用が6万円ほどかかる見込みです。

その代わり、もし来年も参加して頂ける場合は、参加費の3割を差し引かせて頂きます。第4回大会はスタート地点をワイナリーに変更し、多少のコース変更を予定しています。

また、お手数ですが、すでにお送りしている計測タグを、同封でお送りした計測タグ専用の返信用封筒に入れ、お近くのポストへの投函をお願いします。また、参加賞Tシャツは近日中にお送りいたします。


■第3回湯の丸ヒルクライム最新情報(2024/08/28)

参加者の皆さんへ

今週初めの台風情報では、スーパー台風10号は大会日前日の8月31日には東北地方へ去り、9月1日の大会日には台風一過の快晴の下でレースを開始できると楽観していました。

ところが、昨日の台風情報では、スーパー台風10号の動きが予想以上に遅く、9月1日にはまだ開催地の長野県辺りに居るという予報です。しかも、非常に強いので、風も雨もすごいという。加えて、レースの舞台が標高1800mと高いので、この予報通りでは開催は厳しいと感じてきました。準備万端だったのでがっかりです。

しかし、まだ台風10号の予報円は大きいく、刻々と進路が変わっているので、もう1日様子を見て、開催の是非を決めたいと思います。


■第3回湯の丸ヒルクライム最新情報(2024/08/26)

参加者の皆さんへ

さわやかな高原気候が人気の、標高約1800mをゴールとする夏場のヒルクライムレース「第3回湯の丸ヒルクライム」が1週間後に迫ってきました。

年々暑くなる今日この頃ですが、本大会はスタート地点の標高が約800mもあり、ゴール地点の湯ノ丸高原が約1800という涼しい大会となっています。スタートして、標高を上げていくに連れ、体感で涼しさを感じることができる稀有なレースです。ぜひ、夏場のヒルクライムレースを体感して下さい。

また、ゴール地点から約4km先に東御市が誇る天空の散歩道「池の平湿原」(標高2000m)があります。せっかくですから、レース後、ぜひ、池の平湿原の散策も楽しんで欲しいと思います。

池の平湿原の木道周回散策(所要時間1時間くらい)を楽しみたい方は、表彰式終了後、ゴール地点へお集まりください。池の平湿原まではまとまって自走で行って頂き、皆さんが木道を散策される間、我々が大切な自転車の見張りをしておきます。但し、ビンディングでは厳しいので、シューズの用意が必要となります。


■第9回赤城の森トレイルラン最新情報(2024/08/25)

8月18日(日)、群馬県昭和村で第9回目となる表記大会を開催しました。レースの様子は同クラブ通信24日付けの動画をご覧ください。

今年は青天の霹靂がありました。7月末の大会日直前に森林管理署から従来のコース(作業道部分)が利用できないという通知があり、急きょ、コース変更を余儀なくされました。コース脇の木材伐採作業のためです。昨今の円安で国内産木材が売れるようになっているのも影響していると思います。

大会を始めた9年前は林道も作業道も人や車両の通った気配がなく、陽の当たる場所の全てが草原のようになっていたものです。大会前には、先ずその草刈りから始めたものです。過去9年間で日本の国力が落ち、大会を取り巻く環境も大きく変わったということです。

来年は10年目の節目であり、これを機にコースを大きく刷新しようと検討しています。近日中に新コース案を決め、森林管理署や昭和村と相談しようと思っています。固まれば、直ちにお知らせします。


■第9回赤城の森トレイルラン最新情報(2024/08/24)

以下は、8月18日(日)に群馬県昭和村にある横浜市少年自然の家「赤城林間学園」を大会会場にして開催された「第9回赤城の森トレイルラン大会」の動画です。

なお、この動画を含めKFCイベントの動画はYOUTUBEの 【KFCトライアスロンクラブ】にアップしていますので、 ご覧ください。また、登録の方もよろしくお願いします。


■第9回赤城の森トレイルラン最新情報(2024/08/22)

18日(日)、高原野菜で有名な群馬県昭和村で「第9回赤城の森トレイルラン大会」を開催しました。大会日(18日)直前の大型台風7号の影響が心配されましたが、昭和村では肩透かしに終わり、成功裏に終えることができました。

大会日の一か月前に大会会場である横浜市少年自然の家「赤城林間学園」に事前打ち合わせに行った時のことです。その敷地内にある湧水池の傍を通った時、パッと閃きました。この湧水をレース後の熱中症対策やオーバーヒートした身体のクールダウンやアイシングに利用できないかと。透き通った冷たい水です。正確に測ってないのですが、標高800m地点の湧水ですからおそらく水温15度は下回っていると思います。

これまで9年間、この湧水池の傍を何度も通ったのですが、これまでは「透き通った湧水」としか感じませんでした。しかし、近年の異常な暑さが潜在意識の中にあり、それが引き金になって、今年閃いたのだと思います。湧水源は少し離れた山腹ににあり、そこからパイプで学園内の円形の湧水口に引かれて、その水が段々に半月池へ流れ落ちるように作られています。因みに、湧水口の水は飲料可ということです。飲んでみると、冷たくておいしい水です。

本大会は真夏のトレランレースとして、エイドのスイカ、レース後のカキ氷と風呂(温水シャワー)、それに参加賞の高原レタスを売りにしています。さらに、今年から熱中症対策として冷たい湧水場が一つ増えたことになります。


■第9回赤城の森トレイルラン最新情報(2024/08/11)

参加者の皆様へ

急きょ、従来のコースを多少変更することになりましたので、お知らせいたします。

理由は、利根沼田森林管理署から作業道の一部の通行が不可と連絡があったからです。森林管理署が2年前から伐採作業をしているエリアがありました。例年、作業が休みの日曜日開催ということもあり、問題なく通過させてもらっていたのですが、突然、今年は不可という連絡が届きました。

急きょ、森林管理署だけでなく、赤城林間学園のスタッフとも相談し、そのエリアを避けるコースに変更しました。大きく変更する時間がなかったので、従来のコースに学園内の敷地内のコースをプラスしました。それでも上級者コースは多少距離が短くなると思いますが、ご了承下さい。

急きょ、変更したコースマップは【こちら①】【こちら②】をご覧ください。上級部門はコースマップ上の⑤地点で折返し、中級部門は⑥地点(給水場)での折返しとなります。各ポイントには誘導スタッフがいますので、ご安心ください。

多少のコース変更はありますが、涼しい高原気候のトレランをお楽しみください。


■第16回東京ヒルクライムOKUTAMAステージ最新情報(2024/08/06)

以下は、7月28日(日)に東京都奥多摩町にある奥多摩周遊道路で開催された「第16回東京ヒルクライムOKUTAMAステージ大会」の動画です。

なお、この動画を含めKFCイベントの動画はYOUTUBEの 【KFCトライアスロンクラブ】にアップしていますので、 ご覧ください。また、登録の方もよろしくお願いします。


■第9回赤城の森トレイルラン最新情報(2024/08/05)

参加者の皆様へ

本日、ゼッケンカードと大会案内(タイムスケジュールと連絡事項)を郵便局から発送しました。ゼッケンカードには裏面に計測タグが付いています。レース時は前胸に装着してください。

最近の郵便物はかつてと比べると配達にたいへん時間を要しています。それでも今週末には皆様に届くと思います。

受け取られましたら、大会案内をよく読んでご参加ください。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2024/08/03)

6月24日(月)から7月1日(月)にかけてロタ島へ行ってきました。

今回の訪問はサバナ高原に造成したコーヒー農園における若木の植え付け作業の進捗状況をチェックすることが主なミッションです。この農園にはフォレストコーヒー群生地であるアスアコド地区から採取した若木を移植し、DLNR(国土天然資源局)が世話し、育てています。今年1月の訪問時に予定通り移植が進んでおらず、目標2,400本のところ、わずか400本しか移植されていませんでした。帰国前日、その挽回策を市長室でホッコク市長も交えて皆で話し合い、6月末には頑張って3,000本の移植を目指すことで同意し、帰国しました。

6月24日(月)朝9時、ロタ空港到着し、レンタカーを借りて、先ずはサバナコーヒー農園へ移植の進捗状況を確認に行きました。鹿よけ金網フェンス(50m×70m)の内側はほぼいっぱいにコーヒーの若木が植えてありました。直近に移植した苗木は背丈が30cmほどです。本数を訪ねると1080本という。予定の3000本には程遠い。フェンスを増設しないとこれ以上の移植できないという。納得です。サブステーション(DLNRの作業工場)には750本のコーヒー若木をキープしてあるという。しかし、問題はフェンスを増設する資金がないという。

半年前の今年1月訪問時と大きく違うのはロタDLNRのスタッフ全員のやる気がひしひしと感じられたことです。サバナコーヒー農園内の手入れもよく行き届いており、そこに植えてあるコーヒーの木のコンディションも大変良い、素人目にもそれが分かります。葉っぱも緑色で艶があります。DLNR局長デビットはそれを「スーパーグリーン!」と表現していました。さらに、今後の財源確保も自分たちで考えていました。財政難に苦しむ北マリアナ諸島政府ではなく、米国政府から補助金を得ようとしていました。

米国政府の出先機関がサイパンにあり、そこが北マリアナ諸島への補助金関係を一手に担っているという。デビットが29日(土)にそこでロタコーヒーへの補助金申請の交渉をするので、一緒に行って欲しいという。金網フェンスだけでなく、焙煎機や脱穀機、それにパッケージマシン等々、商品化までの一連の設備資金を申請するという。しかし、29日は土曜日なので「政府機関は休みでは?」と尋ねると、そこはワシントンDCに準じるので、土曜日は通常業務という。なるほど、日本と違って米国内に時差があるためだ。

翌6月25日(火)午前10時、ロタ市長の執務室でホッコク市長とデビットたち、そして、我々KFCとでミーティングを持ちました。2026年初めにコーヒーの商品化を目指すこと、そして、商品化を記念して、ロタ島でスポーツイベントを開催することを決めました。現状、トライアスロンは自転車の運搬に問題があり、現実的なところでアクアスロン大会を開催することにしました。規模も身の丈にあったものです。

市長とのミーティングの後、午後1時から標高300m地帯にあるアスアコド地区へ出かけました。今回、初の試みとして、GPSを使ってフォレストコーヒー群生地の広さをざっくりと測ってみました。群生地の形は変則ひょうたん型で、長さは約3km、幅は長い所で約100mといったところか。フォレストコーヒーは道なきジャングルに生息しているため、正確な測量にはもっと時間を要するだろう。

今回、アスアコド地区で一部が土に埋もれた「大日本ビール」(Dainippon Brewery Company Limited)の空瓶を見つけました。このビールは、1906年から日本で発売され、現在の「アサヒビール」と「サッポロビール」の前身に当たります。また、前回来た時は1913年から発売された「サクラビール」の空瓶を見つけました。これらの空瓶は、ここが100年前の日本人が栽培していたコーヒー農園の跡地だということを物語っています。おそらく、この辺りには日本人の住居があったのでしょう。

6月29日(土)、ロタを発って、昼頃にサイパンへ到着しました。そして、午後2時にデビットと一緒に北マリアナ諸島への補助金を管理する米国出先機関のオフィスへ出向きました。これまでもデビットたちが何度か足を運んでいたようです。でも、決定権を持つ担当者がロタにコーヒーがあることを理解できず、交渉成立に至らなかったようです。しかし、今回は違いました。中屋さんがサバナ高原に造成したコーヒー農園の動画を即席に作ってくれ、それを見せて、交渉をしました。動画のプレゼン効果は抜群でした。ロタ島にコーヒーがあったことに驚いていました。その結果、担当者は前向きに対応するということでした。因みに、このオフィスを訪れた日本人は我々の他にはいないと思います、通常は必要ないですから。


■第16回東京ヒルクライムOKUTAMAステージ最新情報(2024/07/29)

昨日、東京都奥多摩町にある奥多摩周遊道路で16回目となる「東京ヒルクライムOKUTAMAステージ」大会を開催しました。

連日猛暑が続いていますが、朝6時、スタート地点の奥多摩ゲート入口にある温度計は21度を表示していました。因みに、昨年も同じ21度でした。ここは奥多摩湖畔にあり、標高約600mです。下界は猛暑でも、ここは涼しくさわやかでした。

本大会のスタート時間は16年間前から早朝6時です。誰にとっても早起きは辛いですが、真夏のヒルクライムレースは早朝に限ると感じています。冬場の早起きは辛いですが、夏場の早起きは気持ちよの良いものです。参加者の皆さんへは、この日一日だけ早起きをお願いしています。

さて、レースの模様は現在制作中の動画をご覧ください。そして、レース後、午前8時には「山のふるさと村」内にあるレストラン「ごはんcafeやませみ」の裏庭で軽食とドリンクを楽しんでもらいます。ここも奥多摩湖畔にある緑に囲まれた気持ちのよい空間です。その後、その流れで、そこにある東屋で恒例の表彰式を行いました。

本大会から参加者の4名を12月始めにサイパン島で開催を予定されているサイパン島一周回の100kmロードレース「Hell of Marians」へ4名を派遣する予定です。対象者は優勝者男女各1名、表彰式会場でのジャンケン大会で男女各1名の計4名です

以前から、自転車レースはサッカー等々と同様に日本国内で完結するスポーツとは考えていません。舞台はヨーロッパを始めとする世界です。だから、我々のできる範囲で、参加者の皆さんに少しでも一般公道を走り、賞金が与えられるグローバル・スタンダードな自転車レースを体験して欲しいという思いからです。

皆さんもご存じのようにマラソンは国民の文化として認められ、「東京マラソン」を始め、国内に数多のレースがあります。しかし、サイクルスポーツ(ロードレース)に関しては、単に後進国というより、現在ではすでにガラパゴス化しています。

原因は、民間がロードレースを立ち上げるには、行政の理解がないため、多方面で障害が多すぎます。その結果、誰もが参加できるまともなロードレースは国内にはありません。さらに参加者も名誉(自己満?)だけで、賞金を優先事項しません。これではプロスポーツとして育ちません。このままではいつまで経ってもガラパゴス・ニッポン、恥ずかしい限りです。あの世界が熱狂する「ツール・ド・フランス」に見られるようにロードレースは持続可能な巨大な経済マーケットを作ることができます。

解決策はあると感じます。東京都指導で自転車ロードレースの「東京マラソン版」を作ることです。近い将来、実現されそうに感じています。


■第3回湯の丸ヒルクライム最新情報(2024/07/26)

現在募集中の「第3回湯の丸ヒルクライム大会」(9月1日開催)が7月31日(水)で募集締め切りになります。興味のある方は以下のサイトからエントリー手続きをお願いします。
【ルミナエントリー】
【スポーツエントリ―】

本大会は標高が高いので、暑い夏場のレースとしては最適です。スタート地点の標高は約800m、湯の丸高原にあるゴール地点の標高は約1800mもあります。標高1000mを超えると気温がだんだん下がってきます。そして、ゴール地点は高原気候の避暑地です。また、ゴール地点の近くには天空の散歩道「池の平湿原」(標高2000m)もあり、散策を楽しむことができます。

東京都東久留米市・小平市・清瀬市の3市の地域コミュニティラジオ局で「TOKYO854 くるめラ」というFM放送局があります。そこに毎月最終の金曜日午後10時から11時までの1時間、自転車乗りに人気の「ポタガール」という自転車に関するトーク番組があります。インターネットのアプリでも聴取できます。今月、その番組のMCの方が「湯の丸ヒルクライム」のコースを試走さました。本日(26日)夜10時から【こちら】で聴取することができます。


■第16回東京ヒルクライムOKUTAMAステージ最新情報(2024/07/25)

参加者の皆様へ

7月16日(火)にゼッケンと計測タグと大会案内、それに「不参加の場合の計測タグ返信用封筒」の4点をA4サイズの封筒で郵送致しました。 すでにお手元に届いていると思いますので、封筒の中身をご確認ください。

最近の郵便物は日数を要していますので、もし、まだ封筒が届いていない方はinfo@kfctriathlon.comへご連絡ください。

気になる大会当日の天気ですが、今年は心配なさそうです。晴れそうです。早朝なので、晴れてもスタート地点は20度を予想しています。また、スタート地点の標高は約600mあり、湿気はなく、さわやかです。因みに、昨年はスタート地点もゴール地点も、何故か21度でした。この日一日、朝の早起きをお願いします。


■KFCトライアスロンクラブ最新情報(2024/07/17)

昨日、我々KFCの活動拠点である「成木ガーデン」の裏手を流れる成木川で青梅幼稚園の園児たちがニジマスのつかみ取りを体験しました。単に摑まえるだけではなく、焼いて、食べるところまでをやりました。

前日に8畳ほどの広さの池(深さ20cm)を河原に作り、そこに20cmくらいのニジマスを30匹放しました。それを14人の園児たちがつかみ取りするというものです。

当初の予想に反し、怖がったり、嫌がったりする園児はいなせん。皆、果敢に水の中に入り、興奮気味に喜々と、次々に魚を捕まえていました。本当に楽しそうです。我々が最初に思っていた以上にたくましい園児たちです。こんな小さい子にも狩猟本能があるのか、と感じました。

結局、1時間ほど川で遊び、放流した30匹のうち29匹を捕まえました。あとの1匹はラッキーにも上流へ逃げたようです。次はその場で腹を裂いて臓物を出しました。

「成木の家」で前もって七輪に熾しておいた炭で取ったばかりの魚を焼きました。力の要る串刺し作業は大人が担当しました。そして、焼きあがった魚に「うまい!うまい!」と串を手にかぶりついていました。


■第9回赤城の森トレイルラン最新情報(2024/07/11)

標高1000m前後の森を走る夏場のトレラン、涼しい高原気候の中で開催される「第9回赤城の森トレイルラン」大会はまもなく募集締め切りになります。なお、詳細情報は【こちら】をご覧ください。

今年の新企画は以下です。
・ゴール会場のすぐ下に大峰山から湧きだした湧水池があります。透明度が高く、深さはひざ丈くらいです。ゴール後はこの池に入って、冷たい湧水で脚の疲れを取ってください。それからお風呂へという流れが最高と思います。

本大会の特徴は以下です。
・本大会は気持ちよく走れるクロスカントリーに近いコース設定で、激坂はなく、トレラン初心者には最適の大会です。初心者向きコースのため、親同伴なら小中学生の参加もOKです。

・コロナ中は封印していましたゴール後の「カキ氷」や「風呂」も昨年から復活させています。また、エイドでの「スイカ」も復活です。

・昭和村の標高800m前後一帯は広大なパッチワークの丘が広がり、高原野菜が有名です。ゴール後に地元産の新鮮な高原レタスをプレゼント。

・表彰式に関し、各カテゴリー上位1~6位の男女入賞者の表彰は会場で行います。年代別入賞者は後日郵送となります。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2024/07/09)

昨年末に講演依頼があり、昨日、渋谷区にある「JICA東京国際センター」で日本へ研修に来られている途上国政府職員の皆さんへ我々KFCが取り組んでいるロタコーヒーピロジェクに関する講演をしてきました。JICAとは(独行)国際協力機構のことです。

JICAによる研修のテーマは観光振興で、研修員さんはアジア、南米、アフリカ、ヨーロッパ等々の13か国から訪日されています。国名はモンゴル、ネパール、ペルー、ソロモン諸島、東チモール、アルメニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、エジプト、エチオピア、ヨルダン、コソボ、マラウイ、ザンビアです。

この内、コーヒーを栽培している国はコーヒー発祥の地であるエチオピア、それにペルー、ソロモン諸島、東チモール、ネパール、マラウイの5か国と思います。

研修時間はランチを挟んで午前中に1時間、午後に1時間です。我々が1994年にロタ島でトライアスロン大会を始め、その後にコーヒー農園を作ることになった経緯、それに今後のビジョンを講演してきました。

講演なるものは初体験で、うまく伝えられるか、時間配分も心配でしたが、通訳の方やスタッフの皆さんが前もってロタコーヒープロジェクトの内容をよくご存じで気持ち良くできました。また、各国の研修員さんからもいろいろな質問や意見が出て、結局、我々も楽しい時間を過ごさせて頂きました。

質疑応答時に想定外の出来事が起こりました。ペルーから研修員さんがロタコーヒーに関して書かれた1879年のスペイン文献をすらすら読み始めたのです。文体が古くて専門家でも全てを解読できなかったものです。教室内に一斉に拍手が湧きました。何と、彼女は図書館勤務で古文を勉強したことがあるということでした。ペルーもロタと同じく過去に大航海時代の300年間ほどスペインの植民地時代で、公用語は現在もスペイン語です。因みに、ロタの現在の公用語は英語です。

我々にとっても貴重な国際交流の場でした。最後にエチオピアの研修員さんからコーヒー豆や民族織物のマフラーを、ペルーの研修員さんからチチカカ湖のトートバック等々をプレゼントされました。


■第16回多摩川源流トレイルラン最新情報(2024/06/28)

7月1日から募集を始める予定だった「第16回多摩川源流トレイルラン」(9月29日開催予定)に関して、

本日、小菅村商工会から「松姫峠へ通じる村道が崩落し、まだ被害が拡大している状況で復旧の見込みが立たない状況」と連絡がありました。

コース変更等を観光協会で検討しましたが、難しいとのことで、本年度の多摩源流トレイルランは中止にしたいとの結論に達しましたので、皆様にご報告致します。


■第16回東京ヒルクライムOKUTAMAステージ最新情報(2024/06/27)

現在募集中の「第16回東京ヒルクライムOKUTAMAステージ」(7月28日開催)は7月1日(月)で募集を締め切りとなります。朝の早いレースですが、高原気候の涼しい時間帯のレースです。皆様のご参加をお待ちしております。また、詳細【こちら】をご覧ください。

今年は男女優勝者2名とレース後の表彰式会場でのじゃんけん大会に勝った男女2名の計4名を12月7日(土)開催予定のサイパン島一周ロードレース「Hell of Marianas 2024」へ招待(参加費・航空券・ホテルを大会側が負担)致します。


エリートでなくても、誰もが参加できる一般道路を使ったロードレースで、走行距離100km、獲得標高1500mのダイナミックなレースです。自転車文化後進国の日本では開催が困難なこの種のレースに参加して、自転車ロードレースの面白さを体験してほしいと思います。もちろん、賞金もあります。また、サイパンは日本から3時間、時差が1時間という身体に優しい島です。

また、大会で選ばれた4人以外にも、参加者の方で「Hell of Marianas」に参加してみたいと思われる方へは参加のお手伝いを致します。


■第16回多摩川源流トレイルラン最新情報(2024/06/22)

9月29日(日)に開催予定の「第16回多摩川源流トレイルラン」の募集を7月1日から開始する予定でした。しかし、急きょ、それをいったん止めることになりました。

理由は以下です。昨日、小菅村からトレランコース上にある松姫峠につながる舗装道路に亀裂か見つかったと連絡が入りました。それ以外にも道路の法面に変形も見られるということです。詳しい調査は今からですが、昨今の雨で山が動いたのかもしれないということです。山が動くとは山の表層部分が広範囲にずれ動いたということです。斜面崩落と違って、山が動いていれば厄介です。この調査にはそれなりの時間がかかると思います。

コース上にあり、大会運営の要である松姫峠に続くこの道路は大会運営にとって重要な道路です。松姫峠にエイドステーションを設置したり、誘導スタッフを山奥のコース上に運んだり、けが人やリタイヤした選手を搬送したりする道路です。この道路が使えないと運営に支障が起こります。

因みに、トレランのコース自体には問題はありません。


■第65回青梅市民スポーツ大会トレイルラン最新情報(2024/06/17)

一昨日、風の子太陽の子広場を会場に「第65回青梅市民スポーツ大会」のトレイルランを開催しました。

コースはこの広場にある管理棟をスタートして、青梅丘陵ハイキングコースに入り、約5km先の栗平林道の終点を折り返すというもので、距離10kmです。参加人数は青梅市民+青梅市民在勤在学の126名です。そして、2つのカテゴリーがあり、40歳未満と40歳以上です。40歳未満の参加者はわずか29名で、97名が40歳以上というアンバランスな比率です。今年に限らず、毎年このような比率です。

スタート時間は10時なのですが、9時の受付開始時間にはもうほとんどの参加者が管理棟前に集合されていました。受付でゼッケンと参加賞(手袋)をお渡ししました。恒例のKFCTシャツはゴール後のお渡しです。

さて、この市民体育大会には通常のトレイルランレースと大きく違う点があります。それは、順位は取りますが、タイム計測をやっていません。本当はタイムも取りたいのですが、予算の関係で困難な状況にあります。100人規模になると目視とストップウォッチでタイムを取るのは到底不可能です。タイムを気にせず、順位だけのレースも楽しいものす。

10時、快晴の下、一斉に全選手が青梅丘陵ハイキングコースに向けてスタートして行きました。距離は10kmと短いですが、水と手袋は必須です。気温上昇が予想できたので、折り返しの栗平林道終点には500mlのペットボトルを用意しました。

マラソンと違ってトレランには転倒によるケガは付き物です。今年も2名の選手に消毒処置を施しました。想定内の人数であり、ケガの程度も想定内です。

レース結果は以下です
40歳未満男子1位は福井良祐選手、2位中村俊貴選手、3位能勢隆盛選手、同じく女子1位は加納真美、2位冨田茜里選手、3位福井友里恵選手。
40歳以上男子1位は嶋崎功一選手、2位池田明容選手、3位川田裕史選手、同じく女子は1位嶋崎恵美選手、2位竹内亜希子選手、3位池田はつみ選手でした。

最後の締めは、表彰式後に我がメンバーの山田さんが毎年自分で育てた野菜を提供し、じゃんけん大会をして、皆さに持ち帰ってもらいます。最後の締めとして、いつも盛り上がります。


■KFCトライアスロンクラブ最新情報(2024/06/16)

昨日、近所の友人たちの手を借り、「成木ガーデン」にある「成木の家」のテラスを全面補修しました。

3年前、コロナのパンデミックが始まった頃に一度全面補修したのですが、今年に入って一気に痛みが進み、裸足ではケガをするくらいになりました。裏手に成木川があり、湿気が高いこと、また、周りを樹木に覆われ、風が通りにくいことが原因と思います。毎年、梅雨時期と秋の長雨時期は長期にわたって乾くことがありません。

それに、我々が木材に無知だったこともあります。3年前は入手の容易な杉板を使いました。これが間違いで、防腐剤を塗っても痛みを止めることができませんでした。それにしても、3年は短すぎます。

今回は同じ轍を踏むまいと、デッキ材を湿気に強いカナダ産ウェスタンレッドシダーを購入しました。以前、カナダのバンクーバーに行った時に知った材木で、湿気に強く腐りにくいため港の桟橋等々に使われる材木ということでした。

そして、前回の補修の経験からできるだけ自分たちでカットする箇所を少なくしようと、前もって計算し。厚み25mのデッキ材で幅210mmを65本、150mmを10本、90mmの30本を購入しました。その作戦が当たり、近所の友人たちの助けもありましたが、裏面塗装も含め、わずか一日半で仕上がりました。


■第65回青梅市民スポーツ大会トレイルラン最新情報(2024/06/05)

参加者の皆様へ

【大会当日スケジュール】
・開催日---6月16日(日)
・受付場所---風の子太陽の子広場
・受付時間---09:00
・スタート---10:00
・表彰式---12:00

【コースマップ】
コースマップは以下のサイトをご覧ください。市民対象ということ、メインの永山ハイキングコースということで、矢印標識は設置しません。
初心者の方は、下記コースマップを参考に大会日まで最低1回は試走しておいてください。
【https://ridewithgps.com/routes/34890850】

当日は走れる服装で来てください。手袋と水500mlは必携です。なお、折り返し地点には暑さ対策でペットボトル500mlを用意します。また、健康保健証も持参ください。その他の連絡事項は全参加者へメール配信を致します。


■パラオ独立記念日サイクリングチャレンジ最新情報(2024/06/04)

4月、パラオトライアスロン連盟の友人から「パンデミックも過去のものとなったので、スポーツイベントを復活させたい。かつてのように協力してほしい」と連絡が入りました。もちろん、快諾です。

計画しているのは、「1994年10月1日に米国より独立し、パラオ共和国となったのを記念したサイクルイベント」ということでした。パラオは日本では考えられないようなダイナミックなロードレースが開催できる場所があります。

開催日は独立記念日に最も近い9月29日(日)ということです。我々は「多摩川源流トレイルラン大会」開催日とかさなるので、現地へはいけませんが、日本国内での告知等々でヘルプできます。

エントリー方法やコースマップ等々の詳細情報は【こちら】をご覧ください。


■第14回TOKYO成木の森トレイルラン最新情報(2024/06/02)

以下は、5月27日(日)に東京都青梅市で開催された「第14回TOKYO成木の森トレイルラン大会」大会の動画です。

なお、この動画を含めKFCイベントの動画はYOUTUBEの 【KFCトライアスロンクラブ】にアップしていますので、 ご覧ください。また、登録の方もよろしくお願いします。


■第14回TOKYO成木の森トレイルラン最新情報(2024/06/01)

5月26日(日)、曇晴れという天候の下、トレランにはベストのコンディションの中、第14回目となるTOKYO成木の森トレイルラン大会を開催しました。

昨年は朝は小雨、9時以降は曇という天気予報に反し、会場に選手が集まり始めた9時くらいに大粒の激しい雨が降ってきました。黒山山頂方向は濃霧です。それを受け、13年目にして初めて、標高の高い棒の嶺をカットしたショートコースでの開催となりました。

でも、今年は打って変わって最高のコンディションです。さらに、完全にコロナ前の状況に戻し、スタート地点は成木ガーデンの前面道路で、ゴール地点は旧中島製材所です。やはり、成木の森トレラン大会はこの配置がベストです。

7時半頃から、JR河辺駅から8台の大会専用バスで選手がどんどんやってきます。普段は静かな上成木バス停付近が、この日ばかりはカラフルなウェアの選手で一杯になってきます。

10時前に成木ガーデン前の道路に選手の整列が始まります。地元選出の山田としお市議の号砲で580名に選手が一斉に高水山常福院を目指して駆け上がっていきます。昨年までは密を避けるという意味で100人ずつのウェーブスタート方式を採用していましたが、もうコロナは過去のモノです。

コースに変更はありません。成木ガーデン→高水山常福院→岩茸石山→黒山→棒の嶺→黒山→小沢峠→ゴールです。変わったのは棒の嶺山頂の風景です。何と、いつの間にか、木道が設置されていました。そして、心配されたハイカーとの軋轢はありませんでした。

今春、元旦に起きた能登半島地震で被災した日本航空学園石川が青梅にある明星大学青梅キャンパス跡地への一時避難が今春に実現しました。高校生600人、大学生300人、教職員300人と聞く。なんと青梅市人口の約1%だ。一瞬にして青梅市の人口の1%が増え、それも若者が1%増えたのだ。このような現象は滅多にあるものではありません。

その状況の下、青梅市民との交流がしたいということでした。それならば、ということで、手始めに本大会のボランティアに、わずか10人ですが、来てもらうことにしました。受付会場だけでなく、岩茸石山山頂、黒山山頂、給水場等々にベテランスタッフと共に張り付いてもらいました。

結果、このような山の体験は初めてだったとのこと、また、日常とは大きく違った会場の雰囲気がたいへん楽しかった様子で、来年はボランティアだけでなく、選手として参加したいという学生もいました。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2024/05/23)

現在、帝京大学八王子キャンパスにある総合博物館で「南の楽園 マリアナ諸島物語」と銘打って、グアム・サイパン・ロタ・テニアンに住む先住民族チャモロの歴史や文化が展示されています。

主催されているのはマリアナ諸島の文化・歴史・教育に精通されている中山京子教授です。現地に幾度も足を運ばれ、過去だけでなく、現在のマリアナ情報に関してもよくご存じです。日本におけるマリアナ諸島の文化・歴史・教育における第一人者です。

我々KFCもマリアナ諸島とは30年来の付き合いがあり、現地情報には精通していると自負しているのでが、中山教授も相当の知識をお持ちです。さらに、マリアナ愛が我々以上かもしれません。我々にとっても、マリアナにとっては頼もしい味方です。

また、2024年1月23日にマリアナ政府観光局長クリスが帝京大学を訪れ、そんな中山教授にアンバサダー(観光大使)の称号を贈っています。

もちろん、我々の「ロタコーヒープロジェクト」についても展示ブースを設けてもらっています。なお、この展示会は8月16日まで開催していますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。


■KFCトライアスロンクラブ最新情報(2024/05/20)

世界の5大陸45都市の首長が出席する東京都主催の国際イベント「SUSHI TECH TOKYO 2024」のプログラムに一つである「City Leaders Summit」が5月15日~17日まで開催され、それに我々KFCの友人である北マリアナ諸島(サイパン・ロタ・テニアン)が招待されました。目的は環境問題等々の共通課題をG20等々の国家レベルではなく、より身近な都市レベルでの解決を目指して議論しようというものです。

過去に北マリアナ諸島が国際会議に招かれたことはありません。今回が初の出来事です。もちろん、アーノルド・パラシアス知事が出席されました。マリアナ政府観光局長クリスとマリアナカレッジ副学長フランキーが現地から同行していました。

そして、我々KFCにも会場に来てほしいということで、16日の小池都知事とパラシアス知事とのプライベートミーティングに同席してきました。我々KFCと北マリアナ諸島の付き合いは約30年の長きに亘っています。まさにスポーツイベントを通した民間レベルの国際交流が上手く機能しているケースと思います。

また、その後の自然環境保護をテーマにしたパラシアス知事の環境セッションのプレゼンテーションにも参加してきました。この環境セッションにはモントリオール、ハノイ、ローマ、それに北マリアナ諸島というメンバーでした。その中でもパラシアス知事のプレゼンは高評価でした。

これを機に北マリアナ諸島も今後可能な限りにおいて国際会議に出席し、多くを経験し、諸島内に山積する諸問題を解決していって欲しいと願います。


■第16回東京ヒルクライムOKUTAMAステージ最新情報(2024/05/19)

7月28日(日)開催予定の第16回目となる「東京ヒルクライムOKUTAMAステージ大会」の募集を開始しました。坂好きの自転車乗りの皆様のご参加をお待ちしています。詳細情報は【こちら】をご覧ください。

舞台は秩父多摩甲斐国立公園内にある奥多摩周遊道路です。スタート地点は奥多摩湖畔にある旧奥多摩ゲート、ゴール地点は東京都の道路最高地点である風張峠(標高1146m)で、距離は13km、高低差は約600mです。斜度は8~10%でくらいでほどほどの勾配です。激坂部分はありません。

我々KFCが30年間ほど交流を続けているサイパン島でサイパン島一周ロードレース「Hell of The Marianas 2024」が毎年開催されています。やっとコロナ禍も終わり、国内だけでなく、海外とも交流が活発になってきました。そんな状況下、今年12月7日(土)に開催予定の「Hell of The Marianas 2024」へ本大会から男女4名をご招待します。距離100㎞、獲得標高1500mという日本では開催できそうもないダイナミックなロードレースです。

招待の対象者は男女総合優勝者2名と、レース後の表彰式でのじゃんけん大会での男女2名の計4名です。


■第14回TOKYO成木の森トレイルラン最新情報(2024/05/15)

参加者の皆様へ

今週初め(13日/月)にゼッケンと大会案内(連絡事項とタイムスケジュール等々)と安全ピンを郵送しました。関東圏の皆様にはすでに届いていると思います。最近は郵便物の配送がかつてより相当に日数がかかるようになっていますので、遠方の方は今週後半になると思います。

受け取られましたら、大会案内をよく読んで、ご参加ください。


■第14回TOKYO成木の森トレイルラン最新情報(2024/05/12)

昨日、折り返し地点の棒の嶺山頂から黒山山頂→小沢峠までのコース上に矢印標識を設置して来ました。これでスタートからゴールまでの全コースにわたって矢印標識が設置されたことになり、ロストすることなく試走ができると思います。

昨年から大きく変わっていた点があります。東京都によって棒の嶺山頂に木道が設置されていたことです。突然の木道の出現に驚きました。山頂広場の土の流失を食い止めるためと思われます。ここには草がないので、大雨で土が流れてしまうのです。しかし、これが原因で、大会日にハイカーとランナーが狭い木道上ですれ違うのがちょっと心配です。

また、今年は例年の地元スタッフやボランティアに加え、能登半島地震で被災し、青梅にある明星大学跡地に一時避難してきている日本航空高校石川の学生が、10名ほどですが、ボランティアとして運営を手伝ってくれる予定です。今後の青梅市との交流のきっかけになれば、と思います。


■第14回TOKYO成木の森トレイルラン最新情報(2024/05/06)

本日、スタート地点(成木ガーデン)から黒山山頂まで、コースを示す矢印標識を設置して来ました。この黒山山頂から先の棒の嶺→黒山→小沢峠→ゴール地点までの矢印標識は近日中に設置の予定です。しばらくお待ちください。

コースに関しては、多くの人がすでに試走されている様で、しっかりと踏み締められています。小さな倒木は処理しましたが、一本太い倒木がありました。持参したノコギリでは歯が立ちませんでした。ここは倒木の下をくぐってください。危険はありません。この倒木は岩茸石山から黒山への尾根道で、黒山山頂の手前数百メートルの地点です。

本日はゴールデンウィーク最終日ということで、多くのハイカーを予想していたのですが、わずか10人ほどでした。


■第14回TOKYO成木の森トレイルラン最新情報(2024/05/02)

大会Tシャツのデザインが決まりました。

赤地に銀色のプリントです。銀色に見えますが、実はグレーです。前胸には本大会のロゴ、背中には成木7丁目自治会、里仁会、高水山常福院、鍛鉄工房PAGEONE等々の運営協力者です。

右袖口にはウクライナ国旗とPEACE(平和)をプリントしました。一刻も早く、平和な世界になることを祈って。

21世紀というのに時代錯誤の裸の王様プーチンが起こしたウクライナ侵攻、それが遠因となり、中東でパレスチナとイスラエルの紛争が勃発し、一気に世界がきな臭くなってしまった。世の中、何が起こるか分からない、早く平和が訪れてほしいものです。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/04/26)

参加者の皆様へ

4月7日(日)に開催した「第26回青梅高水国際トレイルラン大会」の会場で、4月3日に台湾花連で発生した推定マグニチュード7.7の台湾地震への義援金を募りました。

そして、昨日、参加者からの義援金224,199円と大会主催者からの275,801円を加え、額面50万円をりそな銀行から台湾に開設された義援金口座「Taiwan Foundation for Disaster Relief」へ送金してきました。

因みに、この講座は4月7日に発生した台湾花蓮震災の被災者を支援するため、台湾衛生福利部が所轄する「財団法人震災基金会」が開設した義援金口座です。

しかし、海外送金に関し、厄介な伏兵が現れました。日本からの海外送金のお粗末さを改めて痛感しました。インターネットによる情報のボーダーレス化、海外旅行による人的交流のグローバル化等々の活発な時代に海外送金だけが昭和初期にあると実感しました。日本が先進国から転げ落ちた原因の一つを見たと感じました。先ずは、海外送金のできる銀行支店(窓口)が圧倒的に少ないこと、事務手続きに2時間以上も要するということです。海外送金を依頼するすべてが悪意のあるマネーロンダリング目的ではない。ほとんどの人が善良な市民だ。金融庁の指導に問題の根本があると思うが、銀行員にもこの点を見分ける目を持ってほしいものです。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2024/04/24)

KFCトライアスロンクラブ代表大西の人生初の著書「ロタブルーコーヒー」が青梅市図書館の蔵書の一つになりました。

2017年からロタ島の経済復興を掲げて始めた「ロタコーヒープロジェクト」を書いたものです。内容は島伝承の野生コーヒーを見つけ出し、そのコーヒーでロタ経済を再構築しようとするものです。

昨年末に青梅市中央図書館へ日本語版2冊と英語版2冊を持って行き、寄贈したいと申し出ました。その時、スタッフから審査に通らない場合は連絡なしに破棄しますがいいですか、と。もし、審査に通った場合は礼状を郵送しますということでした。

そして、もう忘れた頃の4月11日付けで中央図書館から「資料寄贈のお礼」が郵送されてきました。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/04/18)

以下は、4月7日(日)に東京都青梅市で開催された「第26回青梅高水国際トレイルラン大会」大会の動画です。

なお、この動画を含めKFCイベントの動画はYOUTUBEの 【KFCトライアスロンクラブ】にアップしていますので、 ご覧ください。また、登録の方もよろしくお願いします。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/04/16)

4月13日(土)と14日(日)の2日間にわたり高水山常福院のお祭りが行われました。毎年4月の第1週末は青梅高水国際トレイルラン大会なので、お祭りは翌週の第2週末に行われます。

このお祭りは高水山古式獅子舞と呼ばれ、3匹の獅子が舞い、最後のトリは真剣を手に2人の踊り手が舞います。本物の刀ですから自ずと迫力があります。ちょっと残念なことに、一般のハイカーは昼頃を目指して常福院へ到着します。だから獅子舞は観れても、午後3時過ぎのメインイベントである真剣の舞いは観ずに帰られます。ちょっと残念です。

今年は昼前にお祭り中の境内でKFCトライアスロンクラブの大西に表彰状が与えられました。理由は、昨年の石段改修費の義援金集めや25年間の長きに亘って常福院に到着した多くの選手たちにお守りを手渡していること等々です。

実は、第1回大会は「青梅丘陵山岳マラソン」という名称で現在の折り返し地点である常福院まで来ていません。永山公園スタートで榎峠ゴールでした。参加人数は100人くらいで、ゴール地点は榎峠で最寄りの軍畑駅から青梅駅までの電車賃を手渡し、全選手が永山公園まで戻るという変則的な運営でした。理由は、この当時、マラソン大会は行政が開催するもので、いち民間クラブが開催するという概念はありませんでした。だから、警察がいち民間クラブのKFCに榎峠にある都道を横切る許可、すなわち、道路使用許可を出してくれなかったのです。

しかし、2年目からは高水山常福院を折り返し地点とするため、皆が驚くような奇策を講じ、翌年から都道を横切ることに成功したのです。その結果として、その後25年間という長きにわたる常福院とのお付き合いができ、今があるのです。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/04/15)

4月7日(日)に東京都青梅市で第26回目となる表記大会を開催しました。

大会日前は雨勝ちの日々が続いており、天気予報も曇雨で、当日の天気をを心配していました。でも、レース日直前に晴れマークが付き、前日の準備も当日のレースも快晴の下での開催となりました。直近の過去2回が天気に恵まれなったので、晴れて一安心でした。雨と晴れでは運営や後片付けに雲泥の差がありますから。

今年はコロナ禍が始まった2020年から5年ぶりにコロナ前の日常に完全に戻した運営を行いました。昨年まではマスクをしている人を会場内でたくさん見かけました。しかし、今年はほとんどいませんでした。まだコロナはなくなった訳ではありませんが、会場の風景を見て、やっと過去のものになったと感じました。

08:00過ぎから大会会場である永山総合グランドへ参加者が集まり始めました。09:00の開会式まで、その会場で4日前に台湾で起きたマグニチュード7.7の大地震の募金活動をしました。元々、本大会は台湾人選手(国内外を問わず)の参加費は永久免除を打ち出していました。理由は今年元旦に起きた能登地震や2011年3月11日の東日本大震災への多額の義援金に対する感謝の意味を込めてのものです。そして、その台湾で本大会直前に地震が起きたのには驚きました。近年ではまさに「災害は忘れる前にやってくる」です。

また、26年目にして初めて音響システムなるものを導入しました。元々大型マイクを2個持っていました。それほど不便を感じなかったので、それでずっとやりくりしていました。でも、やはり音響システムは違いました。広い永山グランドでも音はクリアです。また、音楽も大音量で流せます。30km部スタート時はトップガンを、15km部スタート時はロッキーを流して、選手を鼓舞しました。何年経っても毎年毎年少しずつステップアップするものです。

30km部の男子優勝は市毛富士雄選手(2:15:09)でした。女子優勝は小川咲絵選手(2:48:32)でした。15km部の男子優勝は秋葉直人選手(1:05:17)、女子優勝は萩原百萌選手(1:21:32)でした。これら4名の優勝者は本大会が続く限り、参加費は永久免除となります。

また、30km部男女優勝者は来年3月初めのサイパンマラソン大会フルの部へご招待致します。さらに30km部男子300位の吉川英明選手(RACE#993)と女子30位の佐藤千咲選手(RACE#836)もサイパンマラソン大会フルの部へ招待致します。サイパンマラソンは日本では珍しい賞金レースです。今年の優勝賞金は45万円でした。

最後に、30km部の折り返し地点でお渡しする高水山常福院のお守りを、過去十数年続けた赤い獅子から一般的な布製のお守りに変更しました。当初の約10年間は今年と同じ布製のお守りでした。しかし、参加人数が増えるにしたがって前もっての準備が困難になり、獅子のお守りに変更したという経緯です。そして、今年からそれを元に戻したということです。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2024/04/12)

先月末(3月31日)にロタDLNR(国土天然資源局)局長デビットからフォレストコーヒー群生地アスアコド地区へDLNRのスタッフたちとコーヒーの若木(背丈20~30cm)を採取に行ってきたと連絡がありました。その若木はサバナ高原に造ったコーヒー試験農場へ移植するためです。

そうしたら丁度アスアコド地区のフォレストコーヒーの木に白い花がたくさん咲いていたと、その花の写真を送ってきました。コーヒーは花一つに実一つが生ります。

このコーヒー群生地が発見されたのが2018年6月です。その後、約5年が経っていますが、この地区のコーヒーの生育状況、すなわち、いつ花が咲いて、いつ実を付けるのか、収穫時期はいつなのか、等々がはっきりとは分かっていません。理由は山奥で車は使えず、容易に日々の観察ができないためです。さらにフォレストコーヒーの生育範囲の広さもはっきり分かっていません。

原因はロタDLNRのスタッフの少なさと財源の乏しさです。アスアコドの森に関して、急いですべてを明確する必要はないと思っています。もう2年間ほどは天然のシードバンクやナーサリーとして活用し、観光資源として保護しておけば良いと思っています。現時点での優先事項はサバナ高原のコーヒー試験農園からの収穫です。そこでの収穫技術や商品化に向けての焙煎技術の取得です。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/04/11)

参加者の皆様へ

4月7日(日)に開催した「第26回青梅高水国際トレイルラン大会」の会場で、急きょ4月3日に発生した推定マグニチュード7.7の台湾地震への義援金を募りました。

結果、多くの参加者の皆様にご協力を頂き、224,199円が集まりました。ありがとうございました。内訳は以下です。
1万円札2枚、5千円札2枚、千円札130枚、500円玉73個、100円玉240個、50円玉44個、10円玉130個、5円玉20個、1円玉99個でした。

大会側から皆さんのご好意とほぼ同額の275,801円を加え、額面を50万円にして台湾地震へ寄付したいと考えております。どのルートでこの義援金を送るかを急きょ検討して、結果をこのホームページ上でご報告します。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/04/05)

参加者の皆様へ

皆さん、すでにご存じのように、本大会は台湾からの能登地震等々への多大な震災義援金に対する感謝の意味を込めて、本大会への台湾人参加者の皆さんへは、国内在住も含め、今年から参加費を永久に免除することにしています。

そんな台湾で一昨日朝(4月3日)に台湾東部沖を震源とする推定マグニチュード7.7の大きな地震がありました。台湾東部の花連県では震度6強を観測し、ビルの倒壊や山崩れ等々の甚大な被害を被りました。

我々のよく知る世界最高難度を誇る自転車ヒルクライムレース「台湾KOM(King Of Mountain)チャレンジ」の舞台として有名な太魯閣渓谷でも大きな被害がありました。

これらを鑑み、十分な準備をする時間はありませんが、急遽7日(日)開催の本大会でも「台湾地震」への義援金を募ることにしました。大会会場で即席の義援金箱を設置の予定です。できれば疲労困憊のレース後よりも、元気なスタート前に募金をお願いいたします。今度は我々の番です。

もちろん、我々主催者側も寄付しますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。


■第7回しろさとTT200 powered by パラチノース最新情報(2024/04/03)

以下は、3月24日(日)に茨城県城里町で開催された「第7回しろさとTT200 powered by パラチノース」大会の動画です。

なお、この動画を含めKFCイベントの動画はYOUTUBEの 【KFCトライアスロンクラブ】にアップしていますので、 ご覧ください。また、登録の方もよろしくお願いします。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/04/02)

本日、レース後に環境省(国)と観光局(都)とへ提出するコース(山道)のモニタリング調査を行いました。簡単に言いますと、コース上に予め調査地点を決めておき、レース前とレース後の写真等々でトレイルランナーの皆さんが通過した後、どれくらいコース(山道)が傷んだかを調査するものです。

環境省に指定された地点で、本大会の場合は榎峠からなちゃぎり林道へ続く山道にある2地点です。この山道は秩父多摩甲斐国立公園に隣接している山道です。

約10年前からモニタリング調査を実施していますが、これまでの調査結果では千人ほどのランナーが通るくらいではほとんど変化はありません。

因みに、この山道はかつては高水山常福院への参道として使われていました。しかし、昭和中期から久しく誰も利用しておらず、放棄され、灌木やススキ等々が生い茂って通れなくなっていました。それを我々が1か月かけて復活させたものです。だから普段からほとんどハイカーも通りません。今では本大会専用の山道といったところです。


■KFCトライアスロンクラブ最新情報(2024/03/27)

本日、KFCの活動拠点「成木ガーデン」へ中国深センに住む友人の任さんからDHL便でミカン箱くらいの段ボール箱が届きました。

その段ボール箱を手に取ってみると意外に軽い、その大きさからは軽く感じた。何だろうと思って開けてみると、ティシュペーパー箱を一回り大きくしたような箱が2つ入っていました。そして、その箱にはパンダの可愛いイラストに加え、「Rotating Panda」「Travel Tea Set」とありました。

旅行に持て行けるような携帯用のウーロン茶を楽しむ茶器だなと分かりました。開けてみると、陶器の茶葉入れとガラス製の急須とが並んで入っていました。その急須の中に小さな陶器の器が3つコンパクトに収納されていました。予想を遥かに超えたモノでした。お洒落感もあり、クオリティも高い。そして、全てにパンダの可愛いイラストがあります。

パンダ好きには堪らないアイテムと思います。おそらく、それなりに高価なものと思います。その場にいた友人の陶芸家上泉さんもクオリティが高い中国陶器と評価していました。日本ではまだ発売されていないと思います。パンダ好きは世界中にいますからアメリカやヨーロッパでも売れると思います。きっと任さんのプロジュースした自信作だと感じました。

さっそく試してみました。手元にウーロン茶はなかったので、紅茶を入れて飲んでみました。普段飲んでいる紅茶が、なぜか美味しく感じました。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/03/26)

参加者の皆様へ

先週初め18日(月)にゼッケンカード(計測タグ付き)と大会案内を郵送いたしました。もう届いている頃と思います。

しかし、30km部門(黒色ゼッケン)の一部に関し、こちらのミスで封入時に別の選手のゼッケンカードを封入し、発送してしまったことが分かりました。ゼッケンカードには下部にそれぞれの名前が記載されいますので、ご確認をお願いいたします。もし他の選手のゼッケンが届いていれば、info@kfctriathlon.comまでご連絡下さい。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/03/21)

本日、スタート地点の永山公園から榎峠までの約10㎞区間をコース整備を兼ねて矢印標識の設置をしてきました。

ここしばらく風の強い日が続いたので、案の定、コース上に1m前後の枝が散乱していました。さらに倒木が1本ありました。それらを全てクリアにしてきました。

昨年までなかったのですが、地面から10㎝ほどの鉄パイプが3本突き出していました。危ないので、目立つようにピンクのテープを巻いて来ました。要注意です。

大雨等々で地面がくぼんみ、地表に出てきたと思います。おそらくこれまでは土に埋もれていたと思われます。

また、ケガ人が出た場合に備えて緊急搬送路の標識も設置してきました。大会当日、尾根道に張り付くスタッフたちが確認できるようにしたものです。選手の皆さんには関係ないものですが、ケガ人を素早くショートカットルートで緊急車両が待機する林道まで搬送するためのものです。

この区間(永山公園から榎峠までの約10㎞区間)で3~4人のハイカーに出会いました。因みにトレイルランナーは1人でした。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/03/20)

参加者の皆様へ

18日(月)、ゼッケン(計測タグ付き)と大会案内を郵送いたしました。関東圏の方へはまもなく届くと思います。また、遠方の方も今週中には届くと思います。しばらくお待ちください。

同封のゼッケンは計測タグが裏面に貼ってあるタイプのゼッケンとなりますので、折り曲げ厳禁です。また、前胸に付けて下さい。

立上げ当時、未だ日本国内に山を駆けるという概念がなった頃から「山岳マラソン」という名称で本大会を開催し、すでに今年で26年目になります。そして、今年も北海道から九州まで、全国津々浦々から2000人(30㎞部門約1000人、15㎞部門約1000人)のトレイルランナーの参加がありました。我々一同本当に有難いことと思っています。

また、今年は台湾から、また国内の台湾人選手の参加が多くみられます。能登半島地震への多額の寄付金に対する我々の感謝の意味をこめて、本大会への台湾人参加者の皆さんへは、国外国内在住を問わず、今年から参加費を永久に免除することにしています。これもスポーツを通したひとつの民間レベルでの国際交流と思っています。


■Saipan Marathon2024最新情報(2024/03/13)

3月9日(土)、サイパンマラソンが開催され、その運営のサポートにサイパンへ来ています。今回は観光局から頼まれたというよりも観光局のスタッフで、友人であり、マラソン運営担当のエドからの依頼です。参加人数約は500人です。その内400人ほどは現地の人たちですが、100人くらいはインバウンドで、日本、韓国、グアム、香港、台湾、ポーランド等々、国際色豊かな大会になりました。

カテゴリーは4つで、フル、ハーフ、10k、5kです。フルのスタート時間は何と午前4時30分で、暗い中でのスタートです。サイパンだけでなく、南の島のレースのほとんどは朝が早いです。陽が出て暑くなるまでにレースを終わらせようという考えです。因みにロタマラソンは午前4時スタートです。

レースの方はケガ人もなく、無事に終わりましたが、サイパン訪問は久しぶりなので、現地の友人宅を訪ねたり、観光局や知事庁舎で、ロタコーヒープロジェクトだけでなく、諸々のミーティングを持ちました。

また、日本からの旅行者なのですが、この時季は花粉症が辛いということで、1~2ヶ月間サイパンへ逃避し、ついでにネイティブな英会話を勉強されいました。良い考えです、一石二鳥です。因みに、サイパンに花粉はありません。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2024/03/03)

昨年末、日本コーヒー文化学会から設立30周年記念出版本「専門家が語る! コーヒーとっておきの話」が旭屋出版から出版されました。日本コーヒー文化学会の会員の中で、さまざまな分野の専門家がつづった、コーヒーにまつわる、深い、ためになる、最新の内容を一冊にしたものです。コーヒー通には貴重な1冊と思います。

その中にUCC農事調査室長の中平尚己さんが、我々が2018年にロタ島で発見したロタブルーコーヒーを記した『サンゴの森に眠るコーヒー』~日本人が遺し古の森が育んだ南洋の赤い真珠 ROTA BLUE COFFEE ~、という文章があります。コーヒーに興味のある方はぜひ読んで頂きたいと思います。

詳しくは【こちら】をご覧ください。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/02/25)

今年のゼッケンカードのデザインが決まりました。「能登応援」「元気配信」です。

我々の前に「元気配信」という名キャッチフレーズが登場したのは2011年4月3日に開催した第13回大会です。考えたのは参加者の上原良文さんで、大好きなマイケル・ジャクソンの格好で、白のTシャツに「元気配信」と書いて出走し、ゴール地点でマイケルダンスのパフォーマンスを披露したのです。それが始まりです。その後、我々KFCはずっと上原マイケルを応援しています。今では人気者で、全国の被災地マラソンに引っ張りだこです。

その当時、過去に経験したことのない巨大津波や福島原発の被害で日本中に重苦しい空気が蔓延し、行政がリードする形で何でもかんでもに自粛ムードが蔓延しいました。それに対しての「元気を出そう」というメッセージです。

その後も地震や豪雨による大災害が後を絶ちません。直近で今年の元旦に起った能登地震です。まだ進行形で復興まではまだまだ時間がかかりそうです。4月7日の本大会もマイケル登場で、「元気配信」のパフォーマンスを披露してくれます。

かつては「災いは忘れた頃にやって来る」と言われていたもんですが、今では「災いは忘れる前にやってくる」です。


■KFCトライアスロンクラブ最新情報(2024/02/23)

今週初め、パラオトライアスロン協会の友人から連絡がありました。

内容は10月1日(火)の独立記念日にパラオ最大の島バベルダオブで、その島を一周回する100kmの自転車レース「独立記念日センチュリーライド」を開催したいがどう思うかと言うものでした。

因みに、パラオは1994年10月1日にアメリカから独立し、パラオ共和国となった若い国です。独立後も、通過はUSドルで公用語は英語です。観光立国で、ダイビングが世界的に有名です。また、レースの舞台となるバベルダオブ島はサイパン島とほぼ同じ大きさです。

我々KFCは2007年から2019年までパラオで彼らと一緒にトライアスロン大会を開催しました。その3年後2009年から10年はバベルダオブ島で100㎞のサイクリングレースも翌日開催した経験があります。 コースは相当なアップダウンがあり、日本はないダイナミックなレースです。道路は台湾の資援助で造られており、高速道路のように立派です。交通量はほどんどありません。

この大会に興味のある方はinfo@kfctriathlon.comまでご連絡下さい。


■KFCトライアスロンクラブ最新情報(2024/02/22)

先週、北欧スウェーデンの首都ストックホルムから北へ約600㎞にある学術と文化の町ウメアでWRC第2戦スウェーデンラリーが開催されました。WRC全13戦の中で唯一のスノーラリーです。

我々KFCは昨年の5月にグルマン賞(世界料理大賞)受賞式に出席のため、ここウメアを訪れました。5月の初夏とは景色は一変、冬場のウメアはすごい雪です。流石、北極圏に近い街です。ウメアの市街地を流れるウメア川、5月に訪れた時は滔々と大量の水が流れていたのですが、何と、今は凍ってスノーボービルが走り回っている映像が流れていました。そして、レース後、屋外の雪景色の中で催された表彰式ではウメア市長が優勝者ラッピに盾を贈呈していました。因みに、勝ったのはトヨタではなく、韓国のヒョンデでした。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/02/18)

一昨日の30㎞部に続き、昨日は15㎞部コースの折返し地点である栗平集落を中心に矢印看板をコース上に設置してきました。

この栗平集落には、織田信長に敗れ、名門甲斐武田氏が滅亡し、その武田氏末裔が、この青梅の栗平地区に流れつき、安住の地としたと伝えられています。 山の斜面に積まれた石垣の上には重厚な家屋があり、 屋根の鬼瓦には武田家の裏紋である花菱が見られます。

そして、なぜか著名な日本画家向井潤吉の作品の中にそんな栗平集落の民家を描いた絵画かあります。この栗平集落は”青梅の隠れ里”と言われ、 地元青梅の人でも、その存在を知っている人はあまりいません。 そんな場所をかつて向井潤吉が訪ねていたとは驚きです。我々も、初めてここを訪れた時に、深い山の中に不思議な空間(山里)があるなぁ・・・と、今でいうパワースポット的な何かを感じたものです。

現在、栗平集落は民家が3軒、それに自然農業を実践している賢治の農楽校あります。その農楽校の敷地に木造の小屋が数個あります。そして、集落の斜面は畑として農作物が栽培されています。また、この時季、山の斜面の梅の木に交じって10本ほどのミカンの樹があり、オレンジ色のミカンと梅のピンクが相まってなかなかの風景です。

また、春を告げる福寿草の群生地がもあります。昨日も数名のハイカーが訪れていました。そして、トレランコースはその群生地の一部を通り抜けるので、コースを逸れないように要注意です。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/02/17)

昨日、30㎞部の榎峠から先、すなわち、榎峠→なちゃぎり林道→高水山常福院→表参道→なちゃぎり林道→白岩自治会館→榎峠の全コースに矢印標識を設置しましたので、安心して試走して頂けます。

試走中のトイレ場所は高水山常福院の裏手の公衆トイレと白岩自治会館のトイレが使えます。会館に入る必要はなく、会館の裏手にあり、ランナーの皆さんに使って頂けるようになっています。今年から清潔なウォシュレット付き(写真下)です。

また、15㎞部についても、栗平林道終点から先も近日中に矢印標識を設置する予定です。トイレはコースに面した賢治の農楽校の敷地内にあります。ここもランナーの皆さんが使って頂けるようになっています。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2024/02/15)

ロタDLNR(国土天然資源省)局長デビットからサバナ高原のコーヒー試験農場に関し、ちょこちょこアップデート情報が送られてきます。前月の訪問時のミーティングで話した「6月までに3000本の若木を山から移植をせねばならない」というモチベーションがキープされている証です。

今月に入り、風が強いので移植した若木につっかえ棒が必要とのことで、どこかから竹を切ってきたと云う。それをカットして、竹の棒を若木の支えにするという。何でも島内にあるものを使うのはエコでいいことです。マルチには椰子葉っぱを利用していたし。島民ならではの知恵です。

因みに、ロタだけでなく、サイパンやグアムなど近隣の南の島々の竹は日本の竹とは違って超硬い。若いタケノコの頃から硬い。それは縦の繊維が密に詰まっているからです。だから、現地では日本のようにタケノコを食べる習慣はありません。 詳しくは【こちら】

また、久しく雨が降らないということで、2台のピックアップトラックに大型の水タンクを載せ、サバナ高原のコーヒー農園まで運んできたと云う。そのタンクからホースを伸ばして移植したばかりの若木に水を与えるという。島民たちにようやくロタコーヒーの価値が浸透したと感じます。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2024/02/10)

ロタ経済復興、トライアスロンの再開を掲げ、我々がロタ政庁と共に2017年から行っているロタコーヒープロジェクトの様子が国内最大のコーヒーカンパニーUCC上島珈琲(株)のホームページに掲載されました。

詳細は、【サンゴ礁の島のジャングルに眠っていたコーヒー アメリカ合衆国「ロタ」−コーヒーベルト・コレクション−】をご覧ください。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/02/07)

30㎞部折返し地点である高水山常福院境内の本日の風景です。一昨日の月曜日に降った雪がまだ融けずに残っていました。積雪30~40cmです。麓と違って気温が低い所為か、サラサラの雪質でした。

試走に関して、雪が深いのでトレランシューズではキビシイものがあります。シューズが雪に埋まり、足が濡れます。もう2~3日は融けずに残ると思います。週末の試走には問題なしと思います。

さて、本大会の参加募集に関しては、定員に達したため、台湾人エントリー枠を除き、すでに締め切りました。今後、エントリー会社から参加者リストが送られてくるまでは、参加者の詳細情報は分かりません。しかし、おそらく今年も30㎞部門と15㎞部門は半々との感触を得ています。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2024/02/06)

先月のロタコーヒープロジェクト視察からの帰国後、ロタのDLNR(国土天然資源局)の署長デビットからサバナのコーヒー試験農園の作業の進捗状況が写真と共に週一のペースで送られてきます。

先月の視察でサバナのコーヒー試験農園の移植作業の遅れが予想以上に悪く、デビットだけでなくロタ市長アービーにも改善を強く求めてきました。その効果は顕著に出ているようです。

2年後の商品化のためには、6月中に最低2400本の若木を山(深いジャングルのフォレストコーヒー自生地)から採取して来て、サバナのコーヒー試験農園に移植しなくてはなりません。それが先月の視察時には400本ほどしか移植されていませんでした。

やっとスイッチが入ったようで「やる時はやる、チャモロ」の真骨頂を発揮しているようです。マルチが椰子の葉っぱというのはロタらしくていい。

先月の視察までは、DLNRのスタッフだけで作業をやっていたのですが、今は市役所のスタッフも助っ人に入って一緒にやっていると連絡してきています。いいことです、何と言っても、ロタ島の最重要プロジェクトなんですから。

また、JICA(独立行政法人国際協力機構)の依頼で6月末頃にアジア、アフリカ、中南米のコーヒー生産国の政府スタッフに東京で「コーヒーと観光促進」のテーマで講演をすることになっています。 この講演を機にロタコーヒーを視察に来られる国があるかもしれません。その時のためにもサバナのコーヒー農園はしっかりやっておく必要があると感じています。

【追記】---本日付のサイパンの新聞「マリアナバラェティ」にカジノ収益からロタへ分配される35,000ドルの内、ロタDLNRのプロジェクト(ロタコーヒープロジェクト)へ3,000ドルを分配するとのGood Newsが載っていました。 ロタの議員たちがキャピタルであるサイパンの議会でコーヒープロジェクトのために動き始めたということです。ようやくロタコーヒーの価値が皆に理解され始めたということで、大きな前進です。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/02/02)

今年もたくさんのトレイルランナーの皆様から参加の申込みを頂いております。募集定員2000名の内、現在、1900名ほどのエントリーが完了しており、残り100名となっています。 よって、まもなく募集が締め切りになります。参加を予定されている方は、お早目のエントリー手続きをお願い致します。

但し、台湾からのエントリーや国内在住の台湾人のエントリーに関しては、20日まで受け付けを継続します。

今年元旦に能登半島地震が起こりました。そして、すぐに台湾国内から多額の復興支援金が集まりました。本当に有難いことです。これらを鑑み、感謝の意味を込めて、本大会への台湾人参加者の皆さんへは、国内在住も含め、今年から参加費を永久に免除することにしています。もし、すでにエントリー済みの参加者には後ほど返金する予定です。

この告知をHP上に掲載したのが1月10日で、ここに来てようやく台湾からの問合せが増えてきました。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2024/02/01)

年明けの1月11日(木)からコーヒーの視察にロタへ行ってきました。丸1年ぶりのロタ訪問です。今回のコーヒーチームは我々KFCメンバー(西田、中屋、樋渡、市川、大西)以外にUCC上島珈琲(株)農事調査室長の中平さん、番組制作会社テムジン(株)のプロデューサー矢島さん、それに(株)ジャイロスコープCEOの桂さんの8名です。

【1年ぶりのロタ訪問】
サイパン経由で12日(金)朝にロタ空港へ到着しました。先ずは、昨年2023年1月にロタ市長に就任したアービー・ホッコ市長を市庁舎に訪ねました。ロタ初の女性市長で、且つ年齢30代前半の若い市長です。アービー市長は前市長エフレンの部下だったこともあり、「コーヒープロジェクト」に関しては協力的で、2017年の始まりからよく知っています。だから、改めてイチから説明する必要がないのは助かります。

今回の訪問で、ようやくロタコーヒーの存在が近隣の島々へも知れ渡っていると感じました。DLNR(国土天然資源局)署長デビット・カルボへは島外からコーヒーの苗木を売ってくれとか。また大西へはマリアナ政府観光局からサイパンにも観光コーヒー農園を造って欲しいとか、グアムTVからはコーヒーの取材をしたい等々です。これらの変化はロタとは真逆の地である北欧スェーデンで、2023年5月に大西の人生初の書籍「ロタブルーコーヒー」がグルマン世界料理本大賞を受賞したのを機に始まったと感じています。そして、これら外からの注目度の高さでロタ島民もようやくロタコーヒーの価値が認識できたようです。それを受け、デビットは「コーヒーの苗木は誰にも渡さない」と唸るようにつぶやいていました。

【大西の提案】
アービー市長との打ち合わせの席で、デビットたちが指導してサイパンで観光用のコーヒー農園を造ることを条件にサイパンからロタコーヒー栽培資金を得たらどうか、と伝えました。理由は、常日頃からロタコーヒープロジェクトを進めるのに資金が足りないとデビットがぼやいていたからです。しかし、この案は皆に即刻却下されました。中平さんのアドバイスでロタコーヒーが販売できるようになった後なら、「それも有り」という結論になりました。

大西的には、今後、弱小ロタだけでロタコーヒープロジェクトを進めるには資金的にも、政治力的にも、マンパワー的にも難しいものがあると感じています。キャピタルであり、資金力のあるサイパン政府を絡ませた方が得策と感じています。それもあって、サイパンが希望するなら、ロタへの見返りを条件にロタ島民指導で観光コーヒー農園をサイパンに造るプランを提案した次第です。

大西の発案はいつも皆がアグリーという訳ではありません。かつて、アスアコドでフォレストコーヒーを発見した時、一刻も早く観光コーヒー農園を造るためとして、コーヒーの木だけを残して、周囲の雑木を切ってしまうことを提案しました。その時も、島民たち皆に大ブーイングされ却下されました。最近では却下された方が、後々正解の結果になることが多々あると感じています。最近では人の言うことは真摯に聞くことにしています。

【歓迎のマラソン大会参加】
1月13日(土)、薄暗い早朝6時からマリアナ政府観光局主催の「ロタマラソン」に参加しました。その後9時からアスアコドへフォレストコーヒーを視察に行く予定なので、フルやハーフではなく、5km部門に参加しました。参加者は中平さん、樋渡、市川、大西の4人です。元々この大会は別の開催日程で予定されていたのですが、サイパンにある政府観光局が、我々コーヒーチームが訪問する日程に開催日をわざわざ変更してくれたものです。そんな経緯で、歓迎の意味の籠ったマラソン大会なのです。よって、我々が参加しない訳には行きません。現役引退して、久しいですが、5kmなら走れることが確認できました。

【神秘的なフォレストコーヒー群生地】
午前9時半、デビットたちDLNRのスタッフと一緒にロタ市長舎から、2018年に発見したジャングル奥地にあるフォレストコーヒー群生地(アスアコド地区)へ出発しました。我々の来島に合わせて、ジャングルを切り開き、アスアコドまでのトレイルが作ってありました。そして、そのトレイルの始点まで行くのに四輪駆動の作業車が2台用意してありました。今までになかった歓迎の表現です。ようやく辿り着いたアスアコドではコーヒーの実はすでに落下して、根元には多くの若木(20~30cm)が育っていました。そして、葉っぱの根元に花の小さな蕾がたくさんありました。

今年に入り、これまでに把握しているコーヒー群生地の、さらに奥地へと新たなトレイルを作り、コーヒー群生地の管理エリアを広げようとしていました。現時点では、どれくらいの広範囲でフォレストコーヒーが生息しているのか、誰も把握できていません。また、いつ花が咲いて、実ができて、落下するのかという年間生育サイクルもはっきりと把握できていません。発見からすでに5年が経っていますが、アクセスが困難なため、また、マンパワー不足のため、未だに全体像の把握はできていません。今となっては全体像の把握は必要ないと思っています。中平さんのアドバイスに従って、一部エリアを天然のシードバンクとして利用し、奥地の神秘エリアは残しておく方が観光資源としての価値は高まると感じています。

「サバナコーヒー農園でのガッカリ」
1月14日(日)午前9時半、サバナ高原にあるコーヒー試験農園へ視察に向かいました。1年ぶりの訪問なので、期待半分不安半分で到着しました。農園に到着時、前回にはなかったシェイドツリーのバナナがドーンと目に入り、「おっ」と期待したのですが、よく見ると、肝心のコーヒーの木は少なく、全くの期待外れ、がっかりです。

野生の鹿よけネット柵内にシェイドツリーとしてのバナナは立派に育っているのですが、肝心のコーヒーの木の本数が少ない、少なすぎます。目標2400本のところたった400本程度しか移植されていません。但し、幸いなことに、移植してあるコーヒーの木の健康状態は良く、中平さんの指導による牛糞等々の手当ては忠実に実施しているようです。また、昨年の2度の台風の影響もないようです。問題は超スローの移植スピードだけ。普段からのんびりおっとりの島民たちを日本から遠隔で背中を押し、モチベーションをキープさせる難しさを痛感しました。1年間の空白は長かったようです。サバナ農園視察後はテテトビーチで催されたアービー市長の歓迎ランチBBQをご馳走になりました。

【課題は明白、作業のスピードアップ】
1月15日(月)、朝からデビット・カルボと彼のガガニファームで打合せをしました。テーマはサバナコーヒー試験農園の作業のスピードアップです。翌朝に市長を含め、この件に関して皆でミーティングを持つことになっており、その叩き台作りです。現在のサバナ農園の担当責任者は優秀なDLNRのスタッフなのですが、コーヒーの栽培から商品化までの知識がないため、平和的に適材適所へ配置転換できないかということ、すなわち、2018年10月にハワイ島コナにあるUCCコーヒー農園に研修に行き、勉強してきたデビット・メンディオラをサバナ農園の責任者にできないか、ということ。今後の収穫や乾燥、そして焙煎等々の商品化の作業工程を踏まえての人選でもあります。加えて、農作業へのマンパワーの追加投入です。

夕方、ロタブルートライアスロンのスイムコースに面した海沿いのダイビングショップ「ブルーパームス」で、友人のマーク・マイケルやデビットたちも参加して、美味しいBBQディナーで歓迎を受けました。

1月16日(火)、朝9時に市長室に集まって、アービー市長やデビット・カルボたちを交えて、サバナ農園の作業のスピードアップに的を絞ってミーティングを行いました。ロタ島には大きなファミリーが数個あって、市長選挙の票を左右するほどの力を持っており、これらのパワーバランスを無視し、仕事上の効率だけで役人の人事異動は困難です。市長といえどもハチの巣をつつくような真似はできません。我々としては、ハワイ島コナにあるUCC農園での研修経験のあるデビット・メンディオラの必要性と作業のスピードアップの重要性を伝え、可能な限りの対応をアービー市長にお願いしました。そして、その日の夕方、我々はロタを発って、経由地サイパンへ移動しました。

【帰国後のアップデート情報】
帰国後、デビット・カルボからデビット・メンディオラも含め、DLNRの全員でサバナ農園の作業スピード化に取り組むと連絡をしてきました。それが島民コミュティー内での落し処だったのでしょう。コーヒープロジェクトとしてはスピードアップさえできれば、それでいいのです。デビット・カルボは6月までに3000本の移植を目指すと鼻息は荒い。さらに、サバナ農園にダンプで土を運び入れたり、苗木を鉢に移植したり、アスアコドへ若木を採取に行ったりしている写真と共にアップデート情報が届いています。帰国1週間後の23日(火)には1000本の苗木を山から採取して鉢に植えたと報告してきました。スイッチが入ったようですが、いつまで続くかが問題です。また、帰国後、デビット・メンディオラから開花したコーヒーの白い花の写真が届きました。

【今後のTV番組】
今回、ロタ訪問初の矢島さんが、前回のNHKBS番組の続編ではなく、新たにイチから番組を作り直すと言ってくれました。前回の番組ディレクターはコーヒーチームから外れ、新たに矢島さんが番組プロジューサーとして加わりました。矢島さんは前回の番組にはなかったところの、我々の言う「ロタコーヒープロジェクト」の6つのミラクルやロタバックス会議の重要性、さらには「我々の遊び心」も理解し、ロタ島民と我々KFCとの強い信頼関係も肌で感じてくれた様子でした。どんな番組になるのか、楽しみです。

因みに、ロタバックス会議とは、大西が2017年6月19日にロタ市長室で役所の局長クラスを前に「山奥のどこかにあるとされる島伝承のコーヒーを皆で探そう」と強く呼びかけた会議で、皆のネガティブ意見に反して、当時のアタリック市長がGOの英断を下し、Rota Coffee Project が始動するきっかけとなった節目の会議です。


■KFCトライアスロンクラブ最新情報(2024/01/28)

新型コロナウィルスのパンデミックにより2020年から東京トレランシリーズの選考を中止していましたが、昨年の2023年度からシリーズ全戦が完全復活しています。 よって、2023年度のシリーズチャンピォンは乾碩選手(埼玉県)中野沙知選手(東京都)に決まりました。 なお、過去のシリーズチャンピォンに関しては、【こちら】をご覧ください。

また、2022年度に関しても、「多摩川源流トレイルラン大会」と「TOKYO八峰マウンテントレイル大会」の2大会を除き、他の4大会が無事に開催できましたので、 後ればせながらシリーズチャンピォンを選考することにしました。よって、2022年度のシリーズチャンピォンは佐谷尚紀選手(東京都)好士理恵子選手(東京都)に決まりました。

特典は男女各シリーズ・チャンピォンは翌年から東京トレランシリーズ全戦ともに参加費が免除になります。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/01/25)

昨日、成木ガーデンから高水山常福院へ登りました。初詣です。毎年、年明け早々にお詣りに来るのですが、 今年は11日から20日までロタに行っていたので、遅くなってしまいました。

先日の強風と雨で境内に小枝や落ち葉があちこちに散らばっていたので、参拝者の目につく表部分だけですが、備え付けの竹ぼうきと熊手で即席の掃除をしておきました。


■KFCトライアスロンクラブ最新情報(2024/01/24)

昨日はマリアナ政府観光局長クリスさんとNO.2のマーチンさんが帝京大学の中山京子教授に北マリアナ諸島(サイパン・ロタ・テニアン)のアンバサダー(観光大使)を贈りました。 大西にもその授与式に立ち会って欲しいと言われ、帝京大学八王子キャンパスに行ってきました。

中山教授はグアム、サイパン、ロタ、テニアンの土着民族であるチャモロ人の文化や伝統の研究をされている国内第一者です。もちろん、「グアム・チャモロダンスの挑戦」等々著書も数多く出版されています。我々KFCもチャモロ人とは30年来の付き合いがあり、それ故に相当のチャモロ愛と知識があると自負しています。それでも、中山教授にも相当のチャモロ愛(知識)を感じました。

また、昨年NHKBSで7回も放映された我々KFCの番組「小さな島のコーヒー大作戦」にもご出演を頂いております。

さらに嬉しいことに、帝京大学八王子キャンパスにある博物館に「ロタコーヒープロジェクト」の展示ブースの出展(5月18日〜8月16日予定)はどうですか、と有難い申し出を頂きました。


■KFCトライアスロンクラブ最新情報(2024/01/18)

ロタ島でのコーヒープロジェクトの視察やミーティングを終えて、一昨日からサイパン島に移動しています。

そのサイパンで元旦に発生した能登半島地震に対する被災者救済の義援金募集ポスターがスーパーマーケットにデカデカと掲示してありました。有難いことです。


■第26回青梅高水国際トレイルラン最新情報(2024/01/10)

現在募集中の表記第26回大会(4月7日開催)に最も早くエントリー予約をしたのは国内(日本人)からではなく、台湾からのグループです。募集開始日(2023年12月24日)の10日ほど前に連絡がありました。

その後、年が明けた元旦に能登半島地震が起こりました。そして、間髪を入れず、本日までに台湾国内の民間人からの復興支援金がすでに4億円を超えて集まっています。本当に有難いことです。日本人の我々ですら、まだ、何の行動も起こせていないのに、です。 因みに、2011年の東日本大震災時には約250億円もの復興支援金が台湾から届けられています。

これらを鑑み、ささやかですが、感謝の意味を込めて、本大会への台湾人参加者の皆さんへは、国内在住も含め、今年から参加費を永久に免除することにします。もし、すでに第26回大会へエントリー済みの参加者には後ほど返金する予定です。


■新年、明けまして、おめでとうございます。(2024/01/03)
-- A Happy New Year to All --

1)--新年早々、元旦に能登半島で震度7の大地震、翌2日には羽田空港での日航機炎上という波乱の年明けとなりました。まさに「一寸先は闇」を痛感する年明けになりました。

2)--世界の中の日本、世界情勢を無視しては日本の平和(存続)は有り得ません。2021年2月から始まったプーチンによるウクライナ侵略戦争が続く中、2022年10月7日にハマスによるイスラエル奇襲攻撃が勃発しました。その結果、東欧と中東で大きな戦争が2つ同時進行です。 これ以外でも、アジア、中東、アフリカ等々でも争いの火種は絶えません。今後、世界情勢は益々きな臭くなると感じています。日本だけがこのまま平和を維持できるとは思えません。世界情勢を鑑み、機敏に変化を受け入れる勇気が必要と感じています。

3)--世界中を恐怖に陥れた新型コロナウィルスもすでに過去のモノとなったと思っています。コロナとのけじめをつけるため、コロナ禍の4年間を総括してみました。興味のある方は【こちら】をご覧ください。

4)--イベント開催に関しては、地元の皆さんの協力がある限り、鋭意開催していこうと思っています。 今年度の年間イベントスケジュールの詳細は【こちら】をご覧ください。

5)--2017年から取り組んできた「ロタコーヒープロジェクト第11弾」に関して、2023年はやっとロタコーヒーが”世に出た年”と思っています。そこには思わぬ伏兵が潜んでいましたが、NHKBSの89分尺で7回も放送してもらうことができました。さらに、世界的には北欧スウェーデンでグルマン賞(世界料理本大賞)のグランプリを主催者推薦で受賞してきました。また、朝日新聞にも、サンケイ新聞にも詳しく掲載されました。

6)--今年もワクワクを感じることはどんどんやって行こうと思っています。久しぶりに感じた新しいジャンルのワクワク感(企画)にも挑戦しようかなと思っています。


■2023年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2022年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2021年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2020年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2019年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2018年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2017年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2016年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2015年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2014年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2013年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2012年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2011年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2010年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
■2009年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら