クラブ通信
週刊KFCトライアスロンクラブ通信
■第25回青梅高水国際トレイルラン大会最新情報(2023/03/30)

昨日、本大会のコースとなってる秩父多摩甲斐国立公園に隣接したトレイル(山道)の環境モニタリング調査を行いました。

このモニタリング調査は4月2日のレースで多くの選手が路面を踏み締めることでどのような変化が起こるのかを記録するものです。 レースの前と後で、同じ地点で行います。それによって路面の変化が分かるということです。2016年から毎年続けています。

調査場所は30㎞部のコース上で榎峠からなちゃぎり林道へ向かう激坂が続く山道の2か所で実施します。これらの実施地点は環境省から 指示された地点です。最後に調査結果は環境省と東京都環境局へ提出します。

その調査方法とは、山道の路面に紐を張って3m×3mの正方形を作ります。それを9個の1m×1mの正方形に分けます。そして、 その各正方形の中の路面状況を 写真と尺で記録します。調査中に3名のトレイルランナーに出会いました。


■第25回青梅高水国際トレイルラン大会最新情報(2023/03/29)

参加者の皆様へ

ご参加頂き、ありがとうございます。13日(月)に郵送した大会案内をよく読んでご参加下さい。

・今年は会場入口での検温は行いません。また、マスクの着用も個人の判断に委ねます。

・今年は25周年大会ということで会場入口で記念品をお渡しします。

・今年もケガ防止用の手袋と水1000mlは必携です。トレランの怪我の80%が掌(てのひら)です。

・明日香食品(株)から各エイドで「おはぎ」が提供されます。もち米とあんこです。一人1個です。

・女子更衣室は「風の子太陽の子広場」の管理棟にある和室をご用意しています。会場から約250mです。 導線は前日に矢印標識を設置しておきます。男子は各自でお願いします。

・コース上のトイレは矢倉台坂下(30㎞部+15㎞部)、栗平賢治の農学校内(15㎞部)、高水山常福院裏手(30㎞部)、白岩自治会館裏手(30㎞部) にあります。

・今年も前日(土)から「Trail Open Air Demo」が併設されます。約50ブランドの山系グッズの最新モデルが展示されます。また、飲食ブースもあります。

・30㎞部の折返し地点である高水山常福院の山門に続く石段を修復することになりました。そのための資金集め行っています。 もちろん、我々も募金しますが、参加者の皆様もご協力の程、よろしくお願いします。会場内に募金箱を設置致します。

・「青梅市への移住をお考えの方はいらっしゃいませんか」青梅市への移住等々のご相談デスクを本部テント内に設けていますので、 お気軽に立ち寄って下さい。


■第25回青梅高水国際トレイルラン大会最新情報(2023/03/26)

本大会25周年記念ということで、専属MC沢野さんの発案でメッセージ動画を作ることになりました。編集は、もちろんKFC専属の動画スペシャリスト中屋さんです。そして、メッセージをお寄せ頂いた皆様、ありがとうございました。



毎年毎年無心でやっている内に25年も経ってしまったという心境です。先のことを考えたことはありません。今もそうです。立ち上げ当時、国内には山道を走って楽しむという概念はありませんでした。 欧米と違い国内には山道は歩くものという固定概念しかありませんでした。そんな中、トレラン先進国欧米を参考に山道を楽しく走ることを目的に立ち上げたのが本大会で、国内初のこと思います。

ではなぜ、開催場所を青梅市の永山にしたのかというと、現役時代の練習コースと言うことに加え、あの雄大なアルプス連峰も八ヶ岳等々もこれら全ての山々は青梅の永山から西方へ続いており、ずっと以前から「アルプスは永山から始まっている」と感じていたからです。

立ち上げ当時はインターネットもパソコンもなく、チラシを作って地味に配るのが一般的な募集方法でした。それでも第1回大会は100人程集まりました。それが今では 沖縄から北海道まで日本全国津々浦々から、さらに、アメリカ、ヨーロッパ、アジア等々の海外勢を含め毎年2000人を超えるトレイルランナーが春の永山に集結するようになりました。 それはひとえに大会を長年支え続けて下さった人たち、それにパソコンやインターネットの普及に因るところが大きいと思っています。

今後、どのような展開になるのか、訪れるであろう「New Stage」が楽しみです。これからも皆様のご協力をよろしくお願い致します。


■第13回TOKYO成木の森トレイルラン最新情報(2023/03/24)

現在、表記大会の募集を行っています。参加を予定されている方は早目の手続きをお勧めいたします。

さて、長引くコロナ過も4年目にしてようやく先が見え、これまでの日常が戻りつつあります。本大会も検温は実施しない予定です。 また、マスク着用も自由としています。但し、JR河辺駅から大会会場までの送迎バスの中では念のためマスク着用をお願い致します。

今年は待ちに待った「成木ガーデン」のスタートゴールで開催予定をしています。やはり成木の森大会は成木ガーデンからのスタート風景が よく似合うと思います。 今月、その成木ガーデンに目玉スペースがひとつ増えました。本場スェーデン製のお洒落な角ログ小屋です。5月14日の大会日にはペイント塗りも終わり、 皆さんに利用して頂けると思っています。

成木の家の東隣ある4坪ほどの小さな空き地に物置小屋を購入しました。物置小屋といっても、 元からある成木の家(角ログ造り)にマッチするように同じく角ログの小屋を選びました。せっかくだから、 スェーデンハウスで有名なスェーデンからカットされた角ログの小屋キットを購入し、組み上げました。 窓もドアも、ガラスからドアノブまでキットに含まれています。さながら、大きな木製のプラモデルのようなものです。

スェーデン以外でも、カナダのカナディアンハウスも有名です。森林の豊かなこれらの国々では、小屋から豪邸まで家屋はキットにして工場で製材され、 ホームセンター等々で普通に販売されています。かつては電話帳のような分厚い家屋のカタログがホームセンターに置いてあり、それを見て、 気に入った家屋の型番で注文するというシステムでした。しかし、現在では紙ではなくネット販売が主流です。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2023/03/22)

昨日(21日/火)、TBSラジオ「荻上チキ・ Session」でロタブルーコーヒーを「日本人も関わる南の島の“フォレストコーヒー”のルーツを探る」 というテーマで午後4時半から5時10分まで取り上げてもいました。その放送内容は【こちら】です。 1週間以内ならradikoで聞くことができます。 ぜひ、お聞きください。

なぜ、ロタ島のジャングルに人知れずにコーヒーの群生地が今日まで存在できたのか、なぜ、日本人がそれを発見しようとしたのか、 そして、ついに発見した珊瑚の森に眠るフォレストコーヒーの貴重な生態系の様子等々が現地取材を元に朝日新聞記者の斉藤健一郎さんが 3月11日にNHKBSで放映された番組では表現できていなかった「はじまり」の部分を熱く語ってくれました。

そして、このロタコーヒープロジェクトには欠かせないUCC農事調査室長の中平さんが出張先の南米コロンビアから出演という国際色豊かな番組になっています。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2023/03/20)

明日(21日/火)、TBSラジオ「荻上チキ・ Session」でロタブルーコーヒーを取り上げてもらえます。 詳しくは【こちら】をご覧ください。

昨年末、ロタ島を訪れて現地取材してくれた朝日新聞記者の斎藤健一郎さんが「日本人も関わる南の島の“フォレストコーヒー”のルーツを探る」 というテーマで、TBSラジオ「荻上チキ・ Session」に出演して午後4時半から5時過ぎまで話してくれます。

さらに、 現在南米コロンビア出張中のUUC上島珈琲(株)の農事調査室長中平さんも現地から特別出演してくれます。中平さんには2019年と昨年とで 合計3回ロタ島へフォレストコーヒーの調査と栽培指導に来てもらっています。ロタコーヒーに関しては、なくてはならない人で、 人跡未踏のジャングルでの群生地発見当時から今日までの経緯をよくご存じです。貴重でレアな話が聞けると思います。

因みに、斎藤さんは何事にも“はじまり”がある。そうした物事のはじまりを記者たちが歩いて取材し報告する、 朝日新聞の連載「はじまりを歩く」を担当されています。

何と、これでロタブルーコーヒーの活動が新聞→テレビ→ラジオと取り上げてもらったことになります。


■第5回しろさとTT200 powered by パラチノース最新情報(2023/03/20)

19日(日)、快晴の下、茨城県城里町にある日本自動車研究所の1周回5kmの城里テストセンターでTTレースを開催しました。 200㎞、100㎞、50kmという 長距離TTレースを信号機や車両等々のストレスなしに存分に楽しんでもらおうとする大会です。 もちろん、路面は最高です。

前日は久々の終日降りしきる大雨で、気温も低く、大会準備はままならない状況でした。しかし、翌日のレース日は快晴との天気予報だったので、 気分は軽やかでした。予報通り、翌朝には激しかった雨も上がり、快晴で朝焼けが綺麗でした。しかし、準備に取りかかった早朝は前夜の雨水で車のドアが凍ってしまい、 力を入れないと開かない状態でした。拡声器や誘導棒等々の運営グッズを取り出すため、力づくでバリっとドアを開けました。

この大会を混乱なくスムーズに運営するポイントは朝の駐車場の誘導を上手くやることです。でも、毎年、優秀な同じスタッフを配置しており、 5回目ともなると、何の問題もなくスムーズでした。 しかし、だだっ広い芝湯スペースに大小の150台もの車を無駄なく駐車させるのは、一朝一夕にはできません。

また、昨年までは新型コロナウィルス感染対策で会場入口で検温とマスクの装着義務を実施していたのですが、今年は検温を実施せず、 マスクも個人の自由に任せました。久しぶりにコロナを意識しない自由な空気が会場内に流れていました。これこそが待ちわびた日常というもののです、いいもんです。

この手のレースは、混乱なく上手くスタートさせてしまえば、参加者の皆さんが白熱したレースを作ってくれるものです。 いつになく楽しいレースになりました。

肝心のレースの様子は同サイトに近日中にアップする動画をご覧ください。 また、レース結果は【こちら】をご覧下さい。


■第25回青梅高水国際トレイルラン大会最新情報(2023/03/13)

参加者の皆様へ

本日、ゼッケン(計測タグ付き)と大会案内と高水山常福院からの手紙の3種を郵送いたしました。関東圏の方へは2~3日の内に届くと思います。また、 遠方の方も今週中には届くと思います。しばらくお待ちください。

今年からは計測タグが裏面に貼ってあるタイプのゼッケンとなりますので、折り曲げ厳禁です。

また、常福院からの手紙は、境内に続く石段の修理が必要な時期に来ており、そのための寄付金のお願いです。我々も協力する予定ですが、 皆さんにもご協力をお願いする次第です。大会会場に募金箱を設置しますので、よろしくお願い致します。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2023/03/04)

3月11日、NHKBSで放送予定のロタコーヒープロェクトのドキュメンタリー番組 「小さな島のコーヒー大作戦」の紹介がNHKのホームページに掲載されています。

これまで一抹の不安を抱いていましたが、これでほぼ確実に放送されると思います。そして、今後、 このコーヒープロェクトにどんな展開が待ち受けているのか、誰にもわかりません。 ロタ島がコーヒー生産地の仲間入りをするまで、まだまだ紆余曲折、珍道中が続くような気がしてます。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2023/02/25)

我々KFCが2017年6月からロタ政府を巻き込んで始めたロタコーヒープロジェクトのTVドキュメンタリー番組の放送日が決まりました。

3月11日(土)NHKBSプレミアム(3チャンネル)で、22:00~23:30(90分)です。タイトルは「小さな島のコーヒー大作戦」です。 サブタイトルは「ミクロネシア・ロタ島」です。当初はタイトル「珊瑚の森に眠るコーヒー」を予想していたのですが全然違いました。

昨年、コロナ禍の最中、しかも円安のピーク時という悪条件下の8月と10月と12月の3回にわたって、番組制作会社のディレクターと共に現地ロタを訪れて撮影したものです。 我々にはどんな番組内容なのかは知らされていません。 放映内容いかんでは、ロタ島の将来に大きなダメージを被るので、事実が歪められることなく放映されることを願うばかりです。

かつて2014年にTBSの「噂の東京マガジン」で「第4回TOKYO成木の森トレイルラン」が利用され、全く間違った内容で放映され、ダメージを被った過去があります。質の悪い番組でした。 当然、微力ながらも反撃に転じ、捏造の内容をインターネットのニュースサイト等々で拡散し、一矢を報いました。 その様子は【TBS番組「噂の!東京マガジン」に苦言を呈す】をご覧ください。


■第25回青梅高水国際トレイルラン大会最新情報(2023/02/21)

参加者の皆様へ

今年も北海道から沖縄まで全国津々浦々から2000人(30㎞部門約1000人、15㎞部門約1000人)を超える申し込みがありました。 ありがとうございました。

さらに明るいニュースもあります。海外からのエントリーが3年ぶりに戻り始めました。米国だけでなく、パリ(フランス)やドルトムンド(ドイツ)等々、欧州からのエントリーもありました。 ようやくインバウンドが戻り、国際大会らしく、かつての日常が戻りつつあると感じました。そして、世界中のトレイルランナーに青梅の山を楽しんでもらいたいと思っています。

今年のコロナ感染対策に関して、コロナの現状を鑑みるに、当初の予定を変更し、大会日(4月2日)は会場入口での検温チェックは必要ないと考えています。その代わりに、25周年の記念品を皆さんへ差し上げようと思っています。 参加賞(カーフソックス)はレース後になります。また、マスクの着用に関しても、屋外スポーツであり、参加者の皆さんの意志に委ねることにします。

最近、多くの方が試走に来られています。30㎞部も15㎞部も、全コース上にわたりに矢印標識を設置していますので、 初参加の方も安心して試走できます。また、トイレに関しては青梅丘陵ハイキングコースの矢倉台下(3㎞地点)と高水山常福院境内の裏、白岩自治会館裏手、 それに15㎞部折返しの賢治の農園内の計4カ所にあります。


■第25回青梅高水国際トレイルラン大会最新情報(2023/02/15)

参加者の皆様へ

昨年末から少しづつ試走に来られる方が増え始め、最近ではグループで大勢のトレイルランナーが試走されています。 おそらくエントリーを済まされた方だと思います。そして、すでにコースであるトレイルは多くの試走者に踏み締められ、 迷うことなくハッキリコースと分かります。

毎年、コースになっている細いトレイル(山道)は大会日が近づくと復活し、大会が終わると草木で消えていきます。 それをこの25年間繰り返しています。

さて、今週、遅ればせながら栗平林道終点から先の15㎞コースと30kmコースである榎峠から先の高水山常福院までの往復のトレイルに矢印標識を設置しました。 これで初参加の方でも迷うことなく試走できます。また、スタート地点の永山公園~榎峠間の青梅丘陵ハイキングコースは未だです。ここはコースがしっかりしており、 行政の標識も設置されいるので迷うことはないと思います。近々にこの区間も設置予定です。

また、トイレに関しては、高水山常福院の裏手と白岩自治会館裏口にあります。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2023/02/13)

先週、芸術と文化の町として有名なスエーデンの地方都市ウメオ(UMEA)で今年のWRC世界ラリー選手権の第2戦であるラリースエーデンが開催されました。 これが年間通して、唯一のスノーラリーです。

そして、何と、来る5月に我々KFCの面々がそこへ行くことになっています。凄くラッキーです。せっかくだから憧れの車、一度は運転してみたかった車、 シュコダ(SKODA)のレンタカーでも借りて、これらのWRCのラリーコースの一部でも走ってみたいものです。

因みに、 シュコダとはチェコ製の自動車で市販車ベースでも一般のラリーならそこそこ完走できてしまうポテンシャルを持っています。世界的にも相当に優れた車です。 しかし、残念なことに、なぜか日本国内にはシュコダの輸入代理店がありません。誰か国内で真っ先にシュコダの輸入代理店を始めたらビッグビジネスになること 間違いないです。

さて、なぜ我々がウメオに行くかと言えば、大西の書いた本「ROTA BLUE COFFEE」の英語版がグルマン賞を受賞したからです。 その授賞式が5月下旬にウメオであるのです。それは単なる授賞式というより世界中の食の祭典といったものです。 その様子は【こちら】


■第25回青梅高水国際トレイルラン大会最新情報(2023/02/10)

表記大会の参加者募集に関し、今週初めの上級者30km部門に続き、中級者15㎞部門も募集定員に達しましたので、本日をもって全ての募集を締め切ります。 ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

右写真は本日の成木ガーデンの風景です。高水山麓にあるKFC活動拠点の「成木ガーデン」がこの雪景色ですから30km部折返し地点の常福院境内は 相当の積雪が予想されます。おそらく20~30㎝は積もっていると思います。

そして、ラッキーなことに週末の土日曜日は快晴と云うことなので、雪景色のトレランが楽しめます。足元の防水対策やソックスの予備は必須と思います。 今日の積雪はスタート地点の永山ハイキングコースからずっと積もっていると思います。もちろん、15㎞部の栗平地区も同じです。


■KFCトライアスロンクラブ最新情報(2023/02/10)

以下はロタ島のダイビングセンターRUBINのオーナー山本さんの体験談です。

「吠叫の海ROTAの沖5マイルからの生還」
ロタ島のオフシーズン、日本の北海道の東に低気圧が出来ると2~3日後にROTAの海は荒れます。1月中旬までは風向きにより北方面、南方面と交互に潜れていましたが、1月下旬から本格的な北寄りの風が強くなり、RUBINの前の西港からの出港は出来なくなりました。北向きのダイビングポイントは全滅。「死んじゃいます。」って感じの海です。でも南向きのポイントはべた凪なので、今日から来られるお客さんも楽しんでもらえるだろうと思いながらランチ、その後、休日の日課の昼寝。

1時間後に起きるとちょうどDPS(警察)ボーティングセイフティ(海上警察)のディレクターから電話で、「船を借りたい。沖でエンジンの止まったボートが漂流中。USCGのボートは大しけで間に合わず、今グアムからヘリコプターで位置を確認中。警察のボートは馬力が足りないので牽引出来ない。」とのこと。過去に漂流ボートは数回救助しているので、荒れた海ではあるがすぐにOKしてボートの準備。海上警察部長ライとスタッフのフランク、私の3人で港を出ました。

港を出てしばらくはトローリングでカツオを追い外洋に出た時より更に強い風が吹いていたが、恐れるほどのうねりではなかった。しかしヘリコプターが漂流ボートと私のボートの中間地点で誘導してくれるのですが、どこまで行っても漂流ボートは見えない。20分ほど進むと北から今までとは違う厚いうねりが迫ってくるようになり、ヘリコプターの進路の西に向かいたいが、うねりにあおられないように船首をうねりに向ける。うねりを乗り越えて西に向かうとすぐに北から更に分厚いうねりがせまる。西に行きたいのに北へ舵を取りながらだんだんパターンが解ってきたのでボートのスピードも計算して風に流されながらうねりをかわしながらヘリコプターを追従する。

さらに25分後、ついに漂流ボート発見。ところが周りを見渡すと6mほどの大うねりがあちこちで吹きあがり、自分のボートもやっとのことで走っている。吹き荒れる波しぶきに視界はふさがり、ボートの中には海水が浸水。湯船から洗面器でお湯をすくうがごとく海水が浸入する。対象物が無い大海原では自分の理想とする景色が広がっていて、対象物(漂流ボート)が見えたとたんに現実を知ることになる。ライもフランクも無言・・。

フレームにつかまっているのが精いっぱいでロープの準備も出来ない。なんとか乗員3人の漂流ボートに近づき、ベテランのライに操船を任せ、ロープを準備。船尾両端のクリ―トにロープをつなぎ、3角形を作って船外機を通せるよう固定、中心からロープを伸ばす。一つのクリートでは操船も出来なくなる。ロープの準備完了。フランクにロープを投げてもらうことにして操船を代わり右舷の漂流ボートの方を見ると、何と6mも下にいる!と思ったとたん、左舷からズルリと滑り落ちるように波の裏側へ吸い込まれる。なんとか持ちこたえたその目前にはまた6mの大波が迫っている。

「死ぬぞ。」このままここで漂流ボートを救助しようとすれば死ぬ。こうやって人は自然に負けて、あっけなく死ぬんだ。海では人間が一番弱い動物なんだ。ということを実感、覚悟を決めた。「でもマリナーとして、ここで死ぬわけにはいかない。助かるものは助かる。あきらめるな!」と同時に6mのうねりに対して心の中で雄叫びを上げていました。「シャー!かかってこい!」心が座ると船も安定して6mの荒波をかいくぐり漂流ボートに近づけられました。ロープを投げますがなかなかうまく届かない。届いても波が強くて固定する前に外れる。つながったと思ったら漂流ボートのロープが弱くてブチ切れる。格闘30分、ようやくロープがつながり、隙をついて漂流ボートの3名の乗員の内2人を自分のボートに移動。

さぁ、帰るぞ!ところが帰り道は甘くない。出航の時から行きは風に乗り、帰りは向かい風、帰りの方が安全だ。と思っていましたが、6mのうねり、波がしらは砕けてボートに襲いかかる。船内は海水が溢れる。この時ほど「いつものメンテナンスが役に立った。」と思ったことはない。通常より大型のビルジポンプを装備しているシーイーグルⅡはあっという間に排水、喫水を守る。漂流ボートの確認はライとフランクに任せてただただ前進45分。ロープはきしみ、ボートは波にあおられ、私、ライ、フランクの頭の中には「漂流ボートを捨てよう。」このことばかりが繰り返し湧いていました。しかしもう一度ボートをとめてもう一人の乗員をこちらのボートに乗せる時間が取れない。全員が頭から波をかぶり、かぶっているときは暖かかった身体が北風で急速に冷やされるようになってきました。風に押されて全く進んでいないのかも?と思われたやまだての景色も少しずつ変わり、海面のうねりがしだいにおさまってきました。

そこから30分、慎重に波を切りながら港の入口のチャネルでは沖から迫る3mの大うねりのタイミングを計りながら、やっとこ港に戻ることができました。出港から2時間30分。私にはあっという間の出来事にしか思えませんでした。今回の出来ごとにはいろいろな検証が必要と思われますが、わたしは無事に帰って来られたことだけをこの記録に残したいと思います。

今回教えてもらった教訓は
1. 無理はするな。
2. 目の前に見えている景色は突然変化する。=こうであって欲しい景色が見える。海だけを見て走っているとうねりもそれほど大きくないように見えたが、対象物(漂流ボート)を見たとたんに自分たちがいる場所の本当の姿が見えた。ボートが6mの波がしらに登って行く時のエンジンはくぐもり、波の裏に出る瞬間はプロペラが空を切りとんでもない金属音が聞こえる。
3. 人は助けるが、漂流ボートは勇気を持って捨てる。
4. 船と身体が一体に感じられるまで日ごろから船を愛し、乗り続けよう。
5. サーフィンは私の命をいつも助けてくれるスポーツだ。私の操船感覚はサーフィンで叩き込まれた水面での身の守り方に由来します。10年前から、とにかくひっくりかえらなければ浮いてられるのだから、船首をうねりに対してどのくらいの角度であてるか、波の間隔(セット)を読みながら激流と渦の巻くチャネルをこえるタイミングはいつか、比較的容易に習得出来ました。
6. 死を覚悟すればとても冷静になれる。(海に覚悟させられました)
7. 風速25mph、陸沿いではなんとか操船出来る風波だが、5マイル沖はうねりの増幅で6mを超える波が立っている。風は暴風、波がしらが2mの厚みで崩れて(スープ)船に押し寄せる。スープに突っ込むと浮力は働かないので海水はすべてボートに入ってくる。キャビン、クルーもすべて頭から波をかぶる。
8. 参考になる荒れた海の画像がありました。この絵の中の波一つの1/3がボートの大きさです。

今日まで8日間休みが続き、事務仕事以外はのんびりしていました。その休んだエネルギーのほとんどを2時間30分で使いました。でも夕食は10年来のお客さんと東京苑、たくさん食べてエネルギーは再補給されました。今日は節分。鬼は外、福は内。


■第25回青梅高水国際トレイルラン大会最新情報(2023/02/05)

表記大会の上級者30㎞部門は募集定員に達しましたので、本日をもって募集を締め切ります。ありがとうございました。

また、中級者15㎞部門は残り数十名ほどとなっています。参加をご検討の方はお早めに手続きをお願いします。

さて、今年も大会日前日の4月1日(土)から2日(日)にかけてトレイルランニングおよびアウトドア関連ブランドが一同に集まる 「TRAIL OPEN AIR DEMO 9」を併設致します。会場では商品のサンプルの貸し出しや販売を行います。

今年も約80ブランドのブースの出店が予定されています。なお、 詳細は【こちら】をご覧ください。


■KFCトライアスロンクラブ最新情報(2023/02/02)

今週初め、久しぶりにベラウトライスロン連盟(Belau Triathlon Federation)の友人から新年の挨拶メールが届きました。 なお、Belau(ベラウ)とは現地語でPalau(Palau)のことです。

パラオも2021年から2022年の2年間はコロナのパンデミック状況下にあって、スポーツイベントだけでなく、観光産業等々の経済活動は全て止まって いたそうです。でも、今年からコロナ前の日常を取り戻すということです。世界の流れ、良いことです。

そして、本文は、2年ぶりに3月25日に小さなローカルトライアスロン大会を開催するので、そのお誘いメールです。でも、翌週の4月2日に 「第25回青梅高水国際トレイルラン」大会を開催するので、その準備があり、 1週間前にパラオへ行くことは困難と伝えました。

また、近い内にパラオへ行って、過去の交流経緯を踏まえ、今度の交流のやり方を相談して来ようと思っています。 これらは民間によるパラオ共和国と日本の大切な国際交流と考えています。

実は、パラオ共和国のスポーツ担当大臣バクライさんから大西が東京2020オリンピックパラオチームの一員として開会式の行進に加わることを頼まれていました。 しかし、コロナ過で残念した次第です。それでも、バクライさんはしっかり開会式のTV画面に映っていました。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2023/01/30)

昨日、ロタDLNR(国土天然資源局)の局長デビットから連絡があり、新ロタ市長アービーから 「ロタブルーコーヒー」の本と焙煎したコーヒー豆をサイパンにある北マリアナ諸島(サイパン・ロタ・テニアン)知事室で、 これまた新知事パラシオスと新副知事アパタンに手渡したと連絡がありました。これを受け、やっとここまできたか、という感が否めません。

前北マリアナ諸島政権はロタコーヒープロジェクトに全く無関心でしたが、新政権はたいへん興味を示しており、力を入れてくれることになっています。 このプロジェクトはロタ経済だけでなく、北マリアナ諸島全体の経済復興に寄与するだけのポテンシャルを十分持っていると思っています。

因みに、昨年11月、4年に1度の北マリアナ諸島の総選挙が実施され、心機一転、今月からロタだけでなくキャピタルである北マリアナ諸島にも新しい政権が 発足しました。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2023/01/25)


一昨日(23日)、スウェーデンのウメオ市にある市立図書館へ英語版「Rota Blue Coffee」の本をDHL便で2冊送りました。それは年明けに グルマン賞事務局から受賞本2冊をウメオ市立図書館宛てへ送って欲しいと連絡があったからです。グルマン賞とは世界の料理本やワイン本に関する アカデミー賞といわれている賞で、日本では栗原はるみさんなどの著名な料理研究家やシェフが受賞されている賞です。 詳しくは【こちら】

そのグルマン賞に大西の出版した「Rota Blue Coffee」英語版が昨年2022年9月22日に受賞し、その授賞式が今年5月25日から28日にわたって スウェーデンのウメオ市(首都ストックホルム近く)で行われることになっています。それに先立って本を送ったという次第です。 なお、授賞式では思いっきりロタブルーコーヒーの宣伝をしてきます。

その内の1冊はウメオ市立図書館へ寄贈されます。この図書館は数十カ国語で書かれた料理やワイン等々の飲み物の本が3000冊以上もあるそうです。 そして、もう1冊はウメオ大学の図書館へ寄贈されるということです。対極にあるロタとスウェーデン、縁とは不思議なものです。

では、幸運にも、料理の世界とは全く縁のない大西がどのようにして栄誉あるグルマン賞を受賞できたのかという摩訶不思議な経緯は以下です。

2022年8月11日に グルマン賞事務局(Gourmand Awards)の局長エドワード・コアントロー(Edouard Cointreau)さんから大西へ突然のメールが届きました。 それまでグルマン賞に関して全く知識がありませんでした。そのメールは英文ですが、よく知るネイティブの英文とは明らかに異なる文体でした。 だから、金銭を要求する胡散臭いメールだろうと放っておきました。メールの内容は「あなたのロタブルーコーヒーの本を読みました。 その内容がおもしろいのでグルマン賞にエントリーしなさい」と云うものでした。因みに、この本の英語版は現在アマゾンから アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、 ニュージーランド、ポーランド、 スウェーデン、カナダ、オーストラリアの11か国で 発売されています。コアントローさんの住むフランスも含まれています。

届いて数日後、中屋さんがグルマン賞なるものを調べてくれ、「そのメールは本物だから返信した方がいいよ」とアドバイスをくれました。 メールをくれたコアントローさんはフランスにある世界的有名なリキュール蒸溜所のオーナーであることが分かりました。そして、 その賞は彼が1995年に設立した賞であることも分かりました。そして、そのコアントローさんから直々にメールが届いたということですから放ってはおけません。 因みに、日本にもレミーコアントロージャパンとして支社があります。

本来、グルマン賞へエントリーするには作者自身がその本と英文エントリー用紙を事務局へ送る必要があります。しかし、この本に関してはコアントローさん直々にエントリーしなさい とメールがあったのです。こんなラッキーはまずありません。珊瑚の森に眠っていたフォレストコーヒー発見のストリーに大そう感動してくれたのでしょう。 しかし、不幸にも この頃は世界的なコロナ過で郵便局の航空便が一切止まっていたので、2022年8月16日にインターネット(ギガファイル便)でPDFファイル原稿を送りました。 すると、その日の内に受付完了というメッセージと共に「7つ目の奇跡を私があげよう」と粋なメールが送られてきました。 なぜ、7つ目かというと、この本のストーリー展開が6つの奇跡を軸に書いてあるからです。

最終的に2022年9月22日、コアントローさんから「Congratulations !」のメッセージと共に受賞の証であるwinnerロゴが送られてきました。 一般人の大西が初めて書いた本でこんな有難い国際的な賞を頂けるなんて、世の中何が起こるか分からないものです。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2023/01/23)

昨年11月の北マリアナ諸島総選挙でロタ市長に選出された「アービー」ことオーブリー・マングローニャ・ホッコック氏が21日(土)に ロタ島で宣誓をしました。ロタ島、いや北マリアナ諸島初の女性市長の誕生です。年齢も35歳とかつてなかった若さです。因みに、マリアナ諸島界隈では 本名からは想像できないような愛称で呼ばれていることは多々あります。アービーもその一人です。

アービーと我々KFCとの付き合いは長く、アービーが物心ついた時には「ロアブルートライアスロン」はあり、ボランティアの一人として手伝っていました。 また、市長に立候補した時点では前市長エフレン・アタリックの部下として市の職員でした。

2019年8月にUCC農事調査室長の中平さんが我々と一緒に前年に発見されたフォレストコーヒー群生地の実地調査に来島されました。そして、その様子を サイパンの新聞「マリアナバラエティ」へ掲載してくれました。その時、コーヒーの写真を見て、島の子供たちの教育の一環として群生地を見学させたい と言っていました。

そんなこんなでアービーは「ロタコーヒープロジェクト」には当初から協力的でした。 前アタリック政権でロタDLNR(国土天然資源局)の局長だったデビットは、当然、アービー政権でもコーヒープロジェクトが 円滑に進むように同じポジションに再任です。因みに、アービーはデビットの姪っ子です。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2023/01/21)

本日付けの朝日新聞be版の「はじまりを歩く」に2ページにわたってデーンと我々KFCの「ロタコーヒープロジェクト」を掲載してもらいました。 詳細は【こちら】をご覧ください。 ついに我々の手を離れメジャーデビューです。

タイトルは「フォレストコーヒー」です。サブタイトルは「いにしえの種、密林で育まれ」と「奇跡の大群生、商品化へ一歩」です。 的を得たタイトルです。

わずか2ページの紙面にコーヒープロジェクトの5年間の経緯を見事に表現して書いてあります。さすが朝日新聞です。 やっとここまで来たかと、初めて客観的な紙面を見て感動すら覚えました。

これで我々KFCとは全く無関係の、北海道から沖縄までの多くの人々に知ってもらえることになり、本当に嬉しい限りです。 また、来月にはTVドキュメンタリー放映が予定されています。新聞と違って、どうのような内容になるのか、一抹の不安があります。


■ロタコーヒープロジェクト最新情報(2023/01/15)

「ロタコーヒープロジェクト」が朝日新聞に取り上げてもらえることになりました。

我々KFCが2017年からロタ政府を巻き込んで始めたロタコーヒープロジェクトが来週土曜日(21日)付けの朝日新聞be版「はじまりを歩く」に 掲載される予定です。表紙のフロントランナーではありません、念のため。

be版「はじまりを歩く」は見開き2ページ(6~7ページ)のカラー紙面です。昨年末に記者が現地取材をされました。 そして、「南海の孤島に眠っていたコーヒーの物語として載る」と昨日(14日)付けの同記事の巻末に予告があります。 これでロタコーヒーの存在が日本国内に広く知れ渡ることになると思います。有難い限りです。

また、2019年8月にUCC農事調査室長中平さんに現地視察してもらいました。その結果、ずっと不安だった「コーヒーもどき」ではないことがハッキリし、 勇気をもって前へ進む決断をした次第です。 UCCの評価は【こちら】をご覧ください。

それまでは我々KFCとロタ政府の担当部署DLNRのスタッフしか群生地を見た人はいませんでした。 ロタ島のキャピタルであるサイパン島の政府観光局に「ロタコーヒーは新たな観光資源となり得る」と幾ら伝えてもKFCの戯言として反応は皆無です。 おそらく、21世紀のロタ島にコーヒーの群生地が、それも疲弊したロタ経済を復活させるだけのインパクトのある野生コーヒー(フォレストコーヒー) 群生地の存在なぞ、信じられないのです。インターネットにない情報は信用できないのかもしれません。

なお、TVドキュメンタリー番組は2月放映の予定です。放送日が決まれば皆さんにお知らせ致します。


■第25回青梅高水国際トレイルラン大会新情報(2023/01/12)

正月明け、ずっと気になっていた過去の大会の資料や写真を整理していました。すると、何と25年前の「第1回青丘陵山岳マラソン大会」のアルバム写真が出てきました。 現在の「青梅高水国際トレイルラン大会」のことです。その当時は山を駆ける競技はなく、トレイルランと云う言葉すら日本にはありませんでした。だから、 山岳マラソンと名付けました。

本当に懐かしい写真です。メンバーの皆が若いです。当時の記憶が一瞬に、且つ、鮮明に蘇りました。距離は10㎞です。スタートは現在と同じく永山公園ですが、ゴールは榎峠でした。 正確にはハイキングコースが都道と交わる50mほど手前です。

なぜ、距離が10㎞だったかというと、榎峠を横切るための道路使用許可を青梅警察から取れなかったからです。 その当時、マラソン大会は行政等々が行うもので、私的なクラブがマラソン大会を開催することはほとんどなく、道路使用許可の取得などもっての外でした。

距離を測定するにも、その当時はGPSはありませんでした。マウンテンバイク(MTB)を使いました。MIBのサイクルコンピューターの誤差を正確に修正し、 その後にスタート地点の永山公園からゴール地点の榎峠まで押して、正確な距離を計測しました。9.8㎞でした。現在のGPSでは8.6㎞です。 因みに、この頃の青梅丘陵ハイキングコースは今と違いMTBも自由に走れました。よき時代でした。

また、その当時、矢倉台より奥ではハイカーに出会うことはほとんどありませんでした。だから、コースは雑草や灌木に浸食され、道幅は現在の3分の1くらいです。 さらに辛垣城跡の先では約100mに亘ってハイキングコースが崩落して、山腹斜面となっていました。そこで山腹斜面を削って道を復活させました。 それが今では立派なハイキングコースになっています。

さて、記念すべき第1回大会は秋の開催でした。現在と同様にスタート前にはエアロビクスでウォーミングアップです。参加人数は僅か100人程です。 その中にはサクラ(友人たち)が20人程いました。参加者の服装は現在のカラフルなウェアと比べれば、相当に地味です。また、募集に関しては、 インターネットのない時代だったので、募集チラシを作って、皆で横田基地で行われるフロストバイトレース等々で配りました。

因みに、ゼッケン1番はサイパンのスチュアート・スミス、4番はロタのジョー・サントスです。大会の日は早朝からジョーを始め、 横田基地で働くロタ出身の人たちが10名ほど駆け付けてくれました。さらに、ジェリー・カルボもロタからファミリーでやって来て、紅葉が珍しい様子で「Beautiful!」を連発していました。

今でも語り草になっている出来事があります。それは榎峠のゴール地点で軍畑駅から青梅駅へ戻るための電車賃を配ったことです。確か200円ほどだったと 記憶しています。「ゴールで現金をもらったのは初めて」と参加者の皆さんに驚かれました。また、メンバーの浅井さんがギネスビールを提供してくれ、これもゴール地点で  水の代わりに配ったところ、ここでギネスは飲めないと言われました。懐かしい思い出です。KFCの国内初レース故、いろんなことがありました。


■KFCトライアスロンクラブ活動最新情報(2023/01/09)

8日(日)に日帰りで八丈島へ行ってきました。これが2023年度のKFC初活動です。目的は八丈島最大のスポーツイベントであるパブリックロードレースの 視察です。

八丈島はアクセスのよい島で、羽田空港から約160人乗りジェット機が朝昼夕方と1日に3便が運行しています。所要時間は1時間弱分で、 実際に飛んでいる時間は30分ほどです。だから、ちょっとした用事なら日帰りが可能なのです。それで今回は午前8時半頃に八丈島へ着いて、 午後1時半に八丈島を発って午後2時半には羽田に戻りました。もちろん、船便もあります。東京から大型客船が毎日1便就航しています。

また、冬といっても東京よりはかなり暖かです。緯度は大分県くらいでも暖かい黒潮が周囲を流れている所為です。島の周囲はドン深で、 この時季にはクジラが島の近くまでやってきます。ラッキーにも短い滞在中に数匹のマッコウクジラが潮を吹いたり、尾びれを持ち上げて潜水する瞬間に 遭遇しました。圧巻でした。そして、東京都にありながら富士箱根伊豆国立公園に含まれてあり、車はすべて品川ナンバーです。おもしろい。

さて、レースの方は、参加人数は約500名です。そのほとんどが島外からの参加者と言うことでした。長引くコロナ禍の影響でしょうか、今年は例年より300人ほど参加者が 少なかったということでした。それでも参加者の皆さんは楽しそうに走られていました。


■新年、明けまして、おめでとうございます。(2023/01/01)
--A Happy New Year!--

1)--世界を見渡せば、ロシア人でさえもが望まないプーチン帝国強靭化のための戦争で多くの人が亡くなっています。片や、中国ではゼロコロナ政策から フルコロナ政策への急激な転換で、再度、世界中への変異コロナの拡散が懸念されます。また、台湾有事も現実化を帯びて来ています。でも、 これらは我々下々にはどうすることもできない大きな問題です。できることは、我が身に降りかかる火の粉を振り払うだけです。

2)--国内ではやはりコロナが一番気になるところです。2020年から2023年までの3年間はコロナに翻弄されっぱなしでした。しかし、昨年末、 政府が2類から5類へと言い始めました。これをもっていよいよコロナの呪縛から解放されるような気がしています。

3)--今年の早い時期にKFCの活動拠点である「成木ガーデン」に、訪れる誰もが自由に使えるWi-Fiを導入したいと思っています。 コロナ後の日常を見据え、早急のWi-Fi導入を強く感じています。

4)--イベント開催に関しては、地元の皆さんの協力がある限り、鋭意開催していこうと思っています。 先ずは「第25回青梅高水国際トレイルラン」を 予定しています。なお、今年度のトレランイベントの年間開催スケジュールは【こちら】を、 自転車イベントは【こちら】をご覧ください。また、東京都八丈島で10月開催に向け、新規トライアスロン大会を開催予定です。 現在、準備の最終段階です。

5)--2017年から取り組んできた「ロタコーヒープロジェクト」に関して、昨年末で一段落ついた と感じてます。それはジャングルの自生地から試験栽培用農園に移植したコーヒーの苗木が順調に育っており、ロタ島民やロタ政府にもやる気が沸いているからです。 また、技術支援を受けているUCCのホームページにもその発見の経緯等々が掲載されました。 そして、次の目標として、彼らが最も必要としているロタ島のための飛行機を彼らのコーヒーを原資にして購入しようと、昨年末に伝えてあります。 この明確な目標も彼らのやる気をかき立てています。さらに、今年の早い時期に新聞、ラジオ、テレビを通して、 ロタブルーコーヒーの存在が国内で報道されることになっています。今後の展開が楽しみです。


■2022年の「週刊KFCトライアスロンクラブ通信」はこちら
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